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あやうく一生懸命生きるところだった【要約・書評】

どうも、なおです。

みなさんは仕事や勉強など頑張りすぎて疲れていませんか?

今回はそんなときに読みたい1冊を紹介します。

「あやうく一生懸命生きるところだった」では多忙な毎日から抜け出し、自分らしい生き方を見つける手掛かりになります。

それではさっそく見ていきましょう。

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本の要約・ポイント

著者は会社員とイラストレーターのふたつの仕事をしていましたがが40歳目前で脱サラしてフリーイラストレーターになっています。

ここでのポイントは、イラストレーターの仕事がうまくいったからでなく会社員がつらくなったから会社員をやめたことです。

つまり、生計をうまく立てれない状態でフリーランスになったのです。

しかしあまり仕事をせずにだらだらしていても生きていくことはできるということに著者は気づきました。

そこで本書は一生懸命さを要求される現代社会に対して著者がどのように思うのかを記した1冊になります。

なお
なお
本書は突然フリーランスになっても稼げるようになるということではなく、仕事がなくても楽しく生きることはできるということを伝えたいんですね。

本書を読み進めていくと「そこまで頑張りすぎないで良いんだな」と思うようになります。

なので、頑張りすぎて疲れている人に読んでいただきたい1冊になります。

身体を壊すくらいなら休んでしまおう!

私がはじめて本書を読んだのはうつ病になって休職しているときでした。

そこで本書は退職を踏み切る要因のひとつになっていたと思います。

休職からの退職コースを歩んだ私から言わせていただくと、頑張りすぎて身体を壊すのとある程度、力を抜いて長く働くのとでは圧倒的に後者のほうが幸せです。

身体を壊すと、

  • 収入
  • 健康
  • 幸福度

上記のようなものをすべて失ってしまいます。

私は入社1年目にして月の残業代が10万円を超えてしまうほど残業させられていたので給料は一般の新卒よりも高かったと思います。

しかしその後うつ病になり、社会人を長期間休んでしまったので長期的に考えると身体を壊して休むほうが給与面においてもマイナスになります。

なお
なお
もちろん傷病手当などももらえますが、長くゆっくり働いたほうが身も心もハッピーです。

なのでもしあなたが頑張りすぎているのならもう少し力を抜くことをおすすめします。

たとえ仕事にやりがいがあったとしてもある日突然燃え尽きてしまうこともあります。

筋トレでもトレーニングよりも回復が重要のように何事においても休息は重要です。

一度自分の胸に手を当てて、毎日全力疾走で駆け抜けていると感じたのなら少し力を抜いてみるのも良いかもしれません。

人生は長いので焦らずゆっくりと歩んだほうが長期的にはプラスになる

努力と結果が比例するとは限らない

本書を読んで私が学んだことは、努力と結果は比例するとは限らないことです。

努力をすればもちろん成功する確率は高まりますが、決して100%成功するわけではありません。

反対に努力をしなくても少なからずうまくいってしまう可能性もあるのです。

しかし、私たちの多くは努力と成功は比例すると考え、だらだらしつつ成功した人を嫌う傾向にあります。

なお
なお
このように人のおこないに対して公平な結果が返ってくると思ってしまうことを公正世界仮説と言うよ!

私がインターネットや本で見る限り、多くの成功者は努力だけでなく幸運によって成功している感じがします。

「人事を尽くして天命を待つ」という言葉もあるくらいなので努力のおかげで運が味方してくれたとも考えることもできます。

しかし、私は努力以上に運が成功を左右するのではないかと思います

なお
なお
とはいえ努力をしなくても成功できるというわけではないのでご注意を!

頑張りすぎても結果が実らないこともあるということは頭の片隅においておきましょう。

そうすれば挫折してしまったときの心のケアになるかもしれません。

努力だけでは成功できないこともあると知っておこう!

まとめ もう少し肩の力を抜いてみよう!

いかがだったでしょうか。

本書を読むことで「いまよりもう少しリラックスして生きるのもアリかな~」と思えるようになります。

あくまでも著者のエッセイということで持論なのですが参考になるポイントは多いと思います。

ちょっと疲れたので一息つきたいと思ったときにおすすめの1冊です。

もう少しラクして生きていくのも悪いことではありませんので気楽に楽しく生きていきましょう。

自分の人生が一番大切ですからね!

ということで今回は以上になります。

それでは、また!

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