どうも、なおです。
みなさんはHSPという言葉を知っていますか?
HSPとはHighly Sensitive Personの略で感受性が人一倍高い人のことを指します。
つまり「感じる力が強い」のです。
私も今回紹介する「繊細さんの本」を読んでHSP気質であることを確信しました。
- 人と長時間一緒にいると疲れてしまう
- 機嫌が悪い人に気を遣いすぎてしまう
- ちょっとした光や音が気になってしまう
本書ではHSPを詳しく測るテストがありますが、上記のような人はHSPの可能性があります。
繊細な人はどのようにすればもっとラクに生きていけるのか、本書は繊細さんが生きやすくなるテクニックを教えてくれます。
それではさっそく見ていきましょう。
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
著 武田友紀
飛鳥新社
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本のあらすじ・ポイント
本書のポイントは、繊細な人は鈍感になるよりも繊細さを生かしたほうが人生を楽しむことができるということです。
繊細さ、つまり感じる力が強いことに対する対処法は2つあります。
- 感じる力をなくすため鈍感になる
- 感じる力を生かして生活する
本書では2つ目の感じる力を生かす方法について解説されているのです。
繊細さんはちょっとした気づきに対しても自分の本音や感じたことを大切にすることで、自分をコントロールしていくことができます。
良いものに対しては感受性を高めて、不快なものに対しては受け流せるようになる。
本書を読むことでこのような力をつけることができます。
また、私は本書を読みながら繊細な人の特徴や悩みを「あるある!」というようにとても楽しく読むことができました。
繊細さんは本書に共感しながら楽しめ、そうでない人はこのような世界もあるのかと楽しめる1冊です。
それでは次にHSP気質な私が本書を読んで共感したことや実践してみたいことを紹介していきます。
大人数の集まりが超苦手
私は大人数の飲み会などの集まりが超苦手です。
具体的には、ワンテーブル以上、つまり4人くらいが限界で、そのラインを越えてくれるとつぎの日は一日寝込んでしまうほど疲れます。
これといった特別な理由はわからなかったのですが、本書を読んで、周りの人に気を遣いすぎているんだなと感じました。
- 周りの会話の流れやペースに合わせてしまう
- 人の表情や顔色をうかがってしまう
- 本音で話すことができない
このような感じで会話も上っ面になり、気も遣い過ぎて、接待みたいになってしまうのです。
なので、私は基本的に次のような戦略をとってます。
- 基本的に断る
- 公式な集まりなどどうしても参加しなければいけない場合は1次会で帰る
- 参加するとしても次の日は休みの日に調整する
ただ本書を読んで、正直に大人数は苦手という理由をつけて断るのもアリかな~とも思いました。
ムリにして相手に合わせるより、本音を言って相手に理解してもらえたほうが長期的にお互いハッピーですからね。
また、大人数でなくても人と長時間いっしょにときも同様に疲れてしまうので、私も繊細さんなのでしょうね、きっと。
一度に多くのタスクがあるとパニックになる
繊細さんはマルチタスクが苦手な傾向になるということも非常に共感できました。
一度にやることがいっぱい降ってくるとパニックになってしまいます。
そこで私は仕事をするときにいつもやることリストを作成し、優先順位を決めて仕事をしていました。
しかし、著者はなんと優先順位はつけなくてよいと本書で述べているのです。
お~、なんということでしょう。
何かほかに良い方法があるのかとドキドキしながら読み進めているともっと良い方法を著者は教えてくれました。
それは最重要な仕事をひとつ決めることでした。
繊細さんにとって優先順位を決めることによってその後の仕事の段取りなどを考え始めて、結局疲れたり、パニックになったりするのです。
余計なことを考えず、シングルタスクで仕事に打ち込めるようにいったん最重要タスク以外は無視します。
それが終われば再度、残りの仕事のなかで最重要タスクを設定し、それに打ち込むのです。
本書を読み、この記事を書いているのはゴールデンウイーク中なので、休み明けにさっそく実践してみたいと思います。
この方法は繊細さんでなくても使える方法だと思うので、ぜひみなさんも試してみてくださいね。
まとめ 感じすぎる力を長所にしよう!
いかがだったでしょうか。
「私ももしかしてHSPかも…」
そう思った人はぜひ本書を読んでみてください。
いまよりも生きやすくなる方法が身につくでしょう。
繊細さんは5人に1人もいると言われていてけっこうな人数がいるので繊細さんでなくてもその特徴を学ぶ意義はあると思います。
なので、ぜひ本書が気になった方は一度読んでみてくださいね。
ということで今回は以上になります。
それでは、また!