親切は脳に効く【要約・書評】ディビッド・ハミルトン

どうも、なおです。

人に親切をするととてもいい気持ちになりますよね。

しかし今回紹介する本は人に親切にするだけで幸福感が感じられるだけでなく、心臓や血管が強くなったり、アンチエイジングになったりと驚きの効果が紹介されています。

本書は人に親切にしたい人だけでなく、老化を予防させたり、人間関係を良好にし、幸福度を高めたい人におすすめの1冊です。

本の要約・ポイント

本書のポイントは人に親切にするだけで驚きの効果があるということです。

これらをはじめとして親切は相手を一方的に助けるだけではなく、親切をする側にとってもメリットがたくさんあります。

親切をするといっても特別たいそうなことをする必要はなく、

このような比較的小さな親切でも十分に効果を得ることができます。

なのであなたも親切をしてみましょうというのが本書のおおまかなあらすじになります。

親切をすることによってすでにお返しをもらっている

本書を読んでいると、親切をすることで助けられるのは親切をする側なんじゃないかと思わせてくれます。

ちょっとした親切で脳や心身に効果があるなら誰もがやりたいはずです。

なので親切にすることによって何かしらの見返りを求めるという考えは捨てたほうが良さそうですね。

まさにWin-Winの関係です。

なので助けを求めることが苦手な人は積極的に助けを求めたほうが良いですし、私たちも積極的にその助けに応えたほうが良さそうですね。

このように親切の輪が広がればどれだけ世界は幸せな世の中になるんだろうと感じた私でした。

親切は伝染する

本書では親切は伝染すると述べられています。

これは実際に親切にされたら感じるのですが、助けられると人はたいへん良い気持ちになります。

このような感情から親切は連鎖していくのです。

本書でも親切は伝染し連鎖を引き起こすことが説明されています。

先ほども述べたように誰もが親切な心をもち、親切にしていれば世界は平和になりそうですね。

しかし、いまの日本を見てみるとどうでしょうか。

なんとなくいまの日本はあまり親切の習慣がないように感じますね。

もしかしたら以前のムラ社会のほうが生活時代は豊かではありませんでしたが、精神的には幸福だったのかもしれません。

しかし、本書の内容を知ったあなたなら大丈夫です。

私やあなたから親切の輪を広げていけばいいのです。

草の根レベルの活動になりますが地道にコツコツと親切の輪を広げて自分たちの生活から変えていきましょう。

実際に親切をすると気持ちいい

本書を読んで、実際に私が最近した親切を思い返してみると達成感というかとても嬉しい気持ちになっていました。

さすがにアンチエイジングや心臓が強くなったという実感はできませんが、何十年と続けていくと親切をしていない人に比べて明らかに差が現れるんでしょうね。

私はあまり自分から親切なことをする人間ではないのですが、本書を読んでから親切がしたくなりました。

ぜひ親切に興味を持ったあなたも親切の効果を実感してみてください。

まとめ　親切をしてみよう！

いかがだったでしょうか。

本書を読むと親切をすると人間関係だけでなく、老化や健康にも効果があることがわかります。

さらに親切は連鎖反応を引き起こすので親切の輪を広げていけば、自分の周りの人がみんな幸せになり助け合える環境を作れるでしょう。

この機会にぜひあなたも小さな親切を始めてみませんか？

ということで今回は以上になります。

それでは、また！