どうも!なおです。
最近というかずっと前からそうですけど、2030年の予想とか2040年の予想を書いている本や発言する人をメディアなどでよく見かけます。
何個かのぞいてみてもそれぞれ違うことを言っていたりしてよくわかんないんですよね。
なので、そんなことより「明日なにが起こるのかを教えてくれ~。」という感じなので、今回はこのことについての愚痴というか独り言を書いていこうと思いました。
この記事はこんな方におすすめです
- 未来予想について懐疑的な方
- 過去にされた予想って実際当たってるの?と思っている方
- 大学生の独り言を聞きたい方
過去の予想は当たっているのか
過去の未来予想は実際に当たっているのでしょうか。
ちなみにこの記事を書いた1日前の天気予報は見事的中。さすがです。
他の未来予想で結果がわかりやすそうなのは、1年前に起きたコロナショックですね。これを当てた人はいるのでしょうか。
う~ん。調べてみても胡散臭い感じのものしか出てきませんでした。
それでも、感染症に関して、ビルゲイツさんは次のように警鐘を鳴らしていました。
今後世界が直面する出来事の中で、最も多くの死者を出す恐れのあるものは戦争ではなく、感染症のパンデミック
THE WALL STREETJOUNAL.より引用
これは素晴らしい洞察ですな。
ですが、何のウイルスがいつ、どこで発生するかという正確な予言をしている人はいませんでした。
ほんとうに未来がわかる人はいるのでしょうか。
予想は言い続けたら、いつかは当たる
まあ、私の未来予想に関する意見なんですけど、予想は言い続けたらいつかは当たるものだと思います。
どういうことかと言いますと、
「いつか雨が降る日が来る」
と、言い続けたらいつかは雨は降りますよね。
それで、「私の予想は当たった」と言われてもこちらの反応としては困ります。
「そりゃそうなるよね。」って感じですよ。
かなり単純化した例ですがこのようなことを言っている人はけっこういると思っています。
予想を外しても責められることはない
予言者は残念ながら、先ほど述べたような人たちがほとんどだと思います。もちろん中には本物の予言者もいるのでしょうが。
20年後とか数年後の予想でもいいんですけど、みなさんは「誰が何年前にどのような予想をしたか」って、覚えていますか?
私は誰一人覚えていません。
何を予想しても結果が出るのは数年後になるわけです。なので、予想が外れていたとしてもみんなそのことを忘れています。たぶん予言者本人しか覚えていないし、本人しか外したことを気にしてないでしょう。
そして、経済評論家やスピリチュアル占い師は数え切れないほどいるので、誰かの予想は偶然当たってしまいます。そういう当たった人だけが騒ぎ出して、他の外した99%以上の人たちは息をひそめるのだと思います。
仮にいま私が100個くらい紙に予想を書き出せば1つくらいは当たっているかもしれません。それだけ切り取ったら後出しじゃんけんで勝利できるというわけです。
例えば、大地震について、ちゃんとした学者でもないような人たちが何年以内にくるとか何年後にくると予想している人たちがたくさんいます。それだけ予想していたら誰かは当たります。
そして、外れた人は水に流して次の予想、当たった人はお祭り状態になるわけです。
う~ん。まあ、おめでたい予想なら娯楽としてまだ良いのですが、視聴者や読者の人の不安を煽るようなことはやめていただきたいですね。
そういうのを信じる人が悪いと言えばそれもそうかもしれませんが、汚いお金の稼ぎ方だと思います。
予想した人は責任を取るべき
なので、こういう人たちは外した時に責任をとっていただきたいものです。
「来年の経済はこうなる!」と言って、それを信じる人たちの行動を変えたのに、予想とぜんぜん違う状態になっていたら信じた人は損害を被ってしまう可能性があります。
実際に行動する人は損して、言った人にはリスクはなし。
これってかなり不公平だと思います。
コンサルティングがどういうものかわかりませんが、アドバイスやコンサルティングをするなら、うまくいかなったときに一定の責任は取るべきだと思います。お金をとるなら、より一層そうするべきだと思います。
信じるか信じないかはあなた次第、ただ、娯楽で楽しむのはアリ
ということで、有名な言葉ですが、よくわからない人の言っていることを「信じるか信じないかはあなた次第」です。
信じたい未来を信じるのも楽しくて良いことだと思います。日々のモチベーションが上がって生活が楽しくなるかもしれません。
しかし、その未来が来なかったときのダメージはデカいので、参考程度に楽しむのが良いのかもしれませんね。
私のおすすめは、娯楽と割り切って楽しむことです。
ですが、私の場合、遠い未来がどうなるということよりも、今日の天気が晴れるのかどうかの方が大切です。
未来も大切だけど、いまの方が大切
私は当たるかどうかわからない未来を予想して一喜一憂するよりも、今日を楽しむことの方が大切だと思っています。
なぜなら、自分で遠い未来をコントロールすることはできないからです。
ただ、毎日の積み重ねが遠い未来につながるので、今日を良くしていくと未来も良くなるはずです。
まあ、自分以外のことはコントロールできませんが。自然現象はどうすることもできませんからね。
そういう私も今年の経済がどうなるかという本をたまに読みます。妄信せずに、参考程度に自分の行動や考え方を振り返ってみるとことは良いことだと思っています。
ただ、そのときの注意点ですが、
- 著者は自分にとって信頼できる人なのか
- 発言に根拠があるのか
- その根拠が正しいデータや論文をもとにしているのか
などはチェックしておきたいですね。
まあ、自分が心から信頼できる人なら騙されてみても良いかもしれませんが、ある程度フィルターはかけておいた方が良さそうです。
いまのところ、発信者の発信を止めることはできそうにないので、受信者側の私たちが、受信しても良い情報かどうかを見極める力をつけないといけませんね。
くれぐれもみなさんは変な人に騙されて後悔しないようにしてくださいね!
未来も大切ですがいまも大切です。
それでは、また!