TIME SMART（タイム・スマート）お金と時間の科学【要約・書評】

どうも、なおです。

今回紹介する本は「お金と時間」に関する本です。

この本を読むメリットはこちらになります。

この本は幸せになるための時間戦略について書かれており、私みたいに時間を削ってまで働こうとする人に超おすすめの1冊です。

それではさっそく見ていきましょう！

本の紹介・要約

本書のポイントは、次の3つになります。

よくお金か時間かという議論がありますが、本書によると時間を大切にする方が幸せになれると言います。

ただ、私たちは手持無沙汰な時間を過ごすことを無駄だと思ってしまう傾向にあるのです。

そんなことするくらいならお金を稼いで働いた方がマシというわけですね。

しかし、本書では時間をつくるためにお金を払ったり、給料が下がっても休みが多い方が幸せになるという研究をたくさん紹介しています。

そこで、上手にお金と向き合い、時間をつくる方法や余暇の時間をより有意義に過ごし幸福度を高める方法を解説しているのです。

また、本書では時間に余裕のある人をタイム・リッチ、そうでない人をタイム・プアと呼んでいます。

タイム・プアな人は幸福感や生産性が低く、ストレスも多いのです。

仕事にばかり追われている人は食事も適当なものを味わうことなく食べ、運動する暇もなく、大切な人との時間も軽視していまいます。

そうなると不健康になりますし、孤独も感じてしまうので、幸せになれないですよね。

でも、大丈夫です。

本書を読むことで少しずつマインドや行動が変わりタイム・リッチになることができます。

そのためには時間の価値を正しく認識することやテクノロジーなど現代のさまざまな時間を奪う罠を排除しないければいけません。

そこで、この2点についてもう少し詳しく解説していきます。

私たちは時間の価値を軽視し過ぎている

まず、私たちは時間の価値を軽視し過ぎています。

なぜなら資本主義社会ではお金を稼ぐことが正義とされているからです。

私たちはお金が大切だと小さいときから何度も教えられてきました。

この思考の呪縛によって私たちは時間を削ってまで働き続けるのです。

私もついつい「余暇の時間を労働に使ったら〇円稼げたのにな～」と考えてしまいます。

でもこれって、典型的なお金を重視する人の考え方です。

しかし、先ほども紹介したようにタイム・プアだと生産性が下がります。

もちろんお金も大切ですが、お金と時間をできるだけ両立するようにしましょう。

家賃が安いから会社よりも遠いところに住むのもやめたり、有給休暇をすべて消化するようにする。

これだけでも人生の幸福度が変わってきます。

やるときはやる、休むときは休む、このメリハリが仕事のパフォーマンスに大きく影響を与えそうですね。

時間を奪う罠を見極めよう！

ここまで読んできて、こう思った方も多いのではないかと思います。

しかし、注意しないとせっかく確保した時間も無駄になってしまいます。

本書ではたくさんの罠を紹介していたのですが、印象的だったのはテクノロジーの発展です。

スマホやPCが普及したことにより、通知などによる邪魔がずっと入ってきます。

メールやLINEの返信、SNSによって余暇の時間が邪魔されてしまい、ストレスが溜まってしまうのです。

また、テレビやYouTubeもだらだらと永遠に見続けてしまうことにも注意が必要です。

せっかくの余暇の時間があっという間に終わってしまい、有意義な時間を過ごせなくなるからです。

もちろん、「この1時間は動画見るぞ～」と気合を入れて見る分には大丈夫です。

しかし、だらだらと受動的に見てしまうと時間を無駄にした感覚になってしまいます。

なので、スマホの通知を切ったり、利用時間をある程度制限することがタイム・リッチにつながります。

まとめ　タイム・リッチを目指そう！

いかがだったでしょうか。

本書を読むことによって、タイム・リッチな人生になり、人生の幸福度を高めることができます。

お金ももちろん大切なのですが、時間にあまり興味がなかった人はぜひこの機会に時間についても考えてみましょう。

お金と時間はどちらかしか選べないような感じがしますが、両立することは可能です。

ぜひ、みなさんもタイム・リッチになって、幸せになってください。

今回は以上になります。

それでは、また！