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僕が親ならこう育てるね【要約・書評】ひろゆき

どうも、なおです。

現代は変化の激しい時代でインターネット教育やお金の教育などで悩む大人の方は多いことでしょう。

そこで今回は2ちゃんねるやニコニコ動画の管理人をしていたひろゆきさんから子育て論を紹介しています。

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本書はこんな人におすすめ
  • 子どものインターネットの使い方に悩んでいる人
  • 勉強法やお金の使い方の教育方法を知りたい人
  • ひろゆきさんの思考法が好きな人

ひろゆきさんは2ちゃんねるの創始者ということでインターネット界のスペシャリストです。

そんないまの時代で成功したひろゆきさんの教育論は大変参考になると思います。

それでは現代の子育てには何が重要なのか、さっそく見ていきましょう。

本の紹介

本書はひろゆきさんが次のようなお題について「自分が親ならこのように育てる」という思考法を紹介してます。

  • 勉強
  • お金
  • インターネット

このようにいろいろなお題についてひろゆきさんの教育論が展開されているのですが、考え方の土台となっているものが、下記になります。

  • 教育に正解はない
  • 子供を守ろうとするあまり、間違った答えを押し付ける
  • 好奇心を育むことが大切

それでは、この3点について1つ1つ深堀していきます。

教育に正解はない

そもそもひろゆきさんによると教育に正解はないと言います。

考えてみれば当たり前ですが、私たちの心身の成長のスピードは人それぞれですし、家庭環境などもまったく違います。

それに性格なども多種多様なわけで同じ人間は一人もいないわけですから正解などないのです。

しかし、私たちは教育に正解を求めてしまいます。

なお
なお
教育に正解を求めるのは自分の子供が大切ということもあるでしょうが、教育に対する不安感をなくしたいからかもしれませんね。

もちろん学校で良い成績を取り、一流大学に大学に入学し、大企業に勤めるというのは一つの正解なのかもしれません。

しかし、学業だけが教育ではありません。

あくまでも一流大学や大企業に入れるようにするというのは教育の一部分であり、教育のすべてではないのです。

  • 良い人間関係を構築する
  • 困難を乗り越える力を身につける
  • 自分なりの幸せを見つける

これらのことも教育では重要なのです。

特に自分なりの幸せを見つけることについては明らかに正しい答えはありません。

そう考えると、子育ての仕方は多種多様であることがわかります。

なお
なお
多様性の時代と言われていますが、子育てに関してはまだまだ多様性が認められていないように感じますね。

しかし、私たち大人はつい子どもの幸せや安全を願ってしまうあまり、間違った正解を子どもに押し付けてしまうことがあるのです。

正しい教育法は存在せず、それぞれに合った教育方法を見つけることが大切

子供を守りたいがために間違った答えを押し付けてしまう

子育ては大変不安です。

自分の大切な子どもの人生の土台を作ることになるので、不安や責任感を感じてしまうことは当たり前だと思います。

しかし、その不安や責任感に飲み込まれることによって私たちは子育てに正解を求めてしまうのです。そして、

  • 親の価値観
  • 周りの親の子育て方法
  • メディアで出てくる成功者の教育法

これらを自分の子どもに押し付けてしまうことがあるのです。

  • 無理やり習い事をさせる
  • 勉強漬けの毎日
  • 人間関係を制限する

このような教育は失敗に終わってしまう可能性が高くなります。

いま流行りの英語やプログラミングを勉強させても、子どもに合わなければただの苦痛になりかねませんし、「勉強=つらいこと」という認識を生む可能性もあります。

このように強制させてしまうと親が求めている結果と反対の結果を招きかねません。

なお
なお
じゃあ、どうすれば良いのかな?

そこで本書では好奇心を育むことが大切であると述べられています。

それでは次に好奇心について詳しく見ていきましょう。

親の価値観を子どもに押し付けることは大変危険

好奇心を育むことが大切

著者は子育てにおいて好奇心を育むことが大切だと述べています。

そこで、重要となってくるのが、次の3つです。

  • 子どもに強制させない
  • 親は子どものしつけを頑張りすぎない
  • 子どものやりたいことをサポートする

当然のことですが、勉強や習い事を子どもに押し付けると、子どもはやる気を失います。

なお
なお
自分がやりたくないことを強制させるとモチベーションは高くならないですよね。

さらに親は子どもがやっていることに対して怒らないことも大切です。

好きなおもちゃを取り上げたり、せっかく興味があることを見つけても、親が止めると、

好きなことを勝手にすると親に怒られる

このような思い込みをしてしまい、「好奇心=悪」という感覚を植え付けてしまうかもしれません。

そこで、親は積極的に子どものしつけに介入せずに遠くから成長を見守ることも大切なのです。

なお
なお
もちろん本当に危ないことや他人を傷付けてしまうようなことは積極的に叱った方が良いと思います。

なので、親が子どもにやらせたいことをさせるというよりも子どもがやりたいと思ったらサポートする方が良いのかもしれませんね。

親から習い事を強制されるより、自分でやりたいと決めた習い事を始めるほうがやる気も高まりますし、習熟スピードも早くなるでしょう。

それに無理やりやらせるとそのことが嫌いになるだけでなく、お金や時間も無駄になってしまいます。

親が子どもに押し付けるのではなく、子どもの自主性や好奇心を育てたほうが行動力は育まれます。

そう考えると親はそこまで子育てにことを考えずにある程度手を抜いたほうがうまくいくのかもしれません。

  • 強制すると好奇心や行動力は育まれない
  • 親は遠くから子供を見守ることが大切

まとめ 子供を幸せに育てるためのバイブルです

いかがだったでしょうか。

今回はひろゆきさんの思考法の土台となる、

  1. 教育に正解はない
  2. 子供を守ろうとするあまり、間違った答えを押し付ける
  3. 好奇心を育むことが大切

3つのポイントを紹介しました。

本書ではこのようなことをもとに、

  • 勉強
  • お金
  • インターネット
  • 現代の教育制度

このようなことについての自分の考えを解説しています。

実際に子育てをしている方やこれから子育て予定があり、不安に思っている方はぜひ一度読んでみることをおすすめします。

さらに、部下や後輩の教育法でも使えるような部分があるように私は感じたので、組織に所属している人も参考になる部分はあるでしょう。

教育に正解はありませんが、一つの考え方として知っておくのも良いかもしれませんね。

ということで今回は以上になります。

それでは、また!

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