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ファンダム・レボリューション【要約・書評】

どうも、なおです。

みなさんは何かのファンになったことがありますか?

アーティストや芸能人、アニメなどさまざまなファンクラブやファン活動があると思います。

そして近年ではSNSの到来によりファン活動やファンとの関係構築などの方法が激変しています。

そこで今回紹介する「ファンダム・レボリューション」ではSNS時代におけるファンビジネスを学ぶことができます。

InstagramやYouTubeなどで個人でもファンをつくれる時代になったので、とても実用的な1冊です。

それではさっそくみていきましょう。

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本の要約・ポイント

本書のポイントはSNSなどの普及によりファンの行動が激変したことです。

従来のファン活動は、おもにつぎのようなことをおこなっていました。

  • 商品を買って楽しむ
  • イベントやライブに参加する
  • 友達におすすめする

しかしSNSによって上記の活動だけでなく、つぎのようなこともできるようになりました。

  • 簡単にファン同士でつながることができる
  • イベントなどを企画することができる
  • インターネットを使って不特定多数に向けてレビューできる

このような変化によって、ファンとの関係が一方通行だったものが双方よりつながれるようになりました

なので、ファンがファンを増やしてくれたりなどファンの重要性が増してきているのです。

なお
なお
昔からアーティストのファンクラブはあったけどそのほかのファンコミュニティってほとんどなかった気がするな~

そこで本書は、現代のファンの特徴やファンとの向き合い方、ファンの増やし方などを解説しています。

ビジネスをやっている人だけでなく、SNSをやっている人なら大変勉強になる内容だと思うのでおすすめです。

それでは次に本書を読んで私が感じたことを紹介します。

ファンは論理ではなく感情で動く

本書を読んで感じたことはファン心理は難しいということです。

なぜ好きになるかは、恋愛と同じでその人によって違います。

なので、唯一の正解というものはないということがわかりました。

なお
なお
恋人の好きなところを答えてと言われてもふわっとした回答しかできないのと同じように多くの人がなぜ好きなのかを明確には答えられないのかもしれませんね。

主観的な感情は言葉にすることが難しいこともありますから論理的に考えすぎたら行き詰ってしまう可能性があります。

一般的なビジネスでは論理性が求められていますが、今後は論理ではどうにもならない要素が一般のビジネスでも大切になってくるかもしれませんね。

そう考えると、いろんな人と交流してみたり、アート作品に触れてみると感性を磨くことが大切になってきそうです。

なお
なお
ファンとの関係は人間関係なので日常の人間関係から学べることも多そうです!

ファンの心理を理解することは難しいですが、もし達成できたら間違いなく周りと差別化することができるのでぜひとも挑戦してみたいですね。

ファンビジネスは一人ひとりの人間が対象なので論理だけでなく感情も考慮しなくてはならない

ライトなファンを大切にする

SNSによって簡単にファン活動に参加することやファン同士でつながることができます。

しかし反対に、熱が冷めてしまったり、飽きてしまったらすぐに別のものに乗り換えることができます。

なお
なお
SNSによってファンの流動性も上がったことがわかりますね。

そこで問題なのは古参のファンが新規のファンを拒絶してしまうことです。

どんな組織であれ何らかの序列関係が生まれてしまうものです。

私の個人的な意見ですが、古参ファンはライトユーザー、つまりにわかファンを見下す傾向にあると思います。

そうなってしまうとどんどん新規ファンが逃げて行ってしまいます。

しかし古参ファンといえどもよほどのお金持ちでない限り、そこまでお金を使ってくれません。

なので、既存のファンを大切にする以上に新規のファンを大切にしなければいけないのかもしれません

より一層ファンに耳を傾けて、ファンとの関係性を良好に保ったほうが良さそうですね。

また、炎上などからわかるようにファンへの対応を間違えれば窮地に立たされてしまいます。

なお
なお
ヒットと炎上のカギを握っているのはもはやファンたちですね。

そう考えるとSNSは諸刃の剣みたいに見えますが、誠実さを心がければ強い味方になってくれそうですね。

ファンの出入りが多くなったことで、新規のファンの重要性が増した

まとめ 時代に合わせてファンとの付き合い方を考えよう!

いかがだったでしょうか。

インターネットによりさまざまなビジネスが急速に変化しましたが、ファンビジネスもそのひとつです。

従来のようなファンとの接し方をしているとあっという間にライバルにファンを取られてしまうかもしれません。

なので、ファンとの向き合い方を定期的に見つめなおす必要がありそうです。

マーケティングやブランディングをしている人はぜひ読んでみてください。

ということで今回は以上になります。

それでは、また!

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