どうも、なおです。
みなさんは普段はどのように情報を収集していますか?
- 本
- テレビ
- SNSやネット記事
さまざまな情報源があるなかでつぎのような疑問を持ったことのある人は多いのではないでしょうか?
「紙とデジタルだとどっちのほうが良いの?」
今回紹介する「デジタルで読む脳×紙の本で読む脳」はこの疑問にこたえてくれます。
それではどのような内容なのか、さっそく見ていきましょう。
デジタルで読む脳×紙の本で読む脳「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる
著 メアリアン・ウルフ
訳 大田直子
インターシフト
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本の要約・ポイント
本書のポイントはデジタルメディアによって深い読みを育むことが難しくなっているということです。
紙の本を熟読することによってつぎのような力を養うことができます。
- 推論
- 分析
- 共感
しかし、デジタルメディアでは情報の量が多く、その更新スピードも速すぎるため考える余裕がなくなってしまいます。
もちろん膨大な情報に触れることによって自分の知らないさまざまな情報にアクセルことも可能です。
しかし、うまく使わなければ考える力が失われるかもしれません。
そこで本書では「紙とデジタルのどっちかは捨てろ」ということではなくそれぞれを両立させた読み方を身につける必要があると述べられています。
デジタルの正しい使い方を見つけたうえで、デジタルデバイスで読む力を鍛えていきたいですね。
デジタルでの読みは注意力が低下する
デジタルデバイスでの読みは記憶力や集中力を低下させる可能性があります。
ネット記事やSNSは広告や他の見出しがあふれているので納得できますが、電子書籍にも当てはまるのです。
私にもなんとなくその自覚があるのですが、電子媒体だとどうしても読むというよりも見てしまします。
なので、意識しないと軽く読み流したり、俗にいうななめ読みをしてしまうのです。
もちろん電子書籍もマーカーや付箋など便利な機能がたくさんありますが、紙の教科書で育った私としてはまだ紙の書籍のほうが扱いやすいです。
ほかにも注意力や考える力をそぐ要因はいろいろ考えられます。
- すぐにほかの娯楽系アプリケーションを起動させることができる
- 連絡の通知が来る
- 何でも検索できるので自分で考えなくなる
とくに問題なのは検索すれば答えは何でも出てくるので分析力や批判的思考が育ちにくくなることです。
そうなると陰謀論を信じやすくなったり、自分の求めている情報だけを見るようになります。
なのでデジタルデバイスで情報を集めてたり文章を読むときはこのようなデメリットを意識して読むべきです。
そうすればデメリットを対策しながらうまく情報を集められるようになるでしょう。
デジタルデバイスを正しく利用しないと分析力や批判的思考、共感力が低下する
深い読みができなくなると民主主義は崩壊する
デジタルデバイスによって陰謀論を信じやすくなったり、考える力が失われると民主主義が維持できなくなる可能性があります。
最近のウイルス騒動などでもさまざまな極論を信じて変なことをしている人をよく見かけます。
このような人たちが国民の大部分を占めると国民の総意で政治を進める民主主義は崩壊してしまうことは容易に想像がつきますね。
なので、私たちは自分の読む力を鍛えるだけでなく、子供たちにも正しい教育をしなければなりません。
読む力は話す力と違い、自然には身につかないので、学校や家庭教育で私たちが正しく導かなくてはいけません。
スマホやタブレットを渡すだけでは不十分ということです。
これからもテクノロジーの発展によってさまざまなデジタルデバイスやサービスが普及すると思います。
なので、私たちは大人だからと言って学ぶことをやめてはいけません。
学ぶ姿勢を保ち続けて時代の変化に対応していくことが一番重要ですね。
国民全員が読みリテラシーを向上させる必要がある
まとめ 紙とデジタルのいいとこどりをしよう!
いかがだったでしょうか。
デジタルは私たちの読む力を低下させる危険性がありますが、正しく利用すれば非常に心強い味方にもなってくれます。
モノも使いようといったところでしょうか。
なので、正しく利用方法を身につけて考える力を身につけていきたいですね。
ということで今回は以上になります。
それでは、また!
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