どうも、なおです。
みなさんはどれくらい保険に入っていますか?
私の場合は社会人一年目ということもあり、賃貸の火災保険くらいしか加入していません。
しかし人生100年時代、年金制度の崩壊も噂される中、その救世主になりえると思われるのが民間保険です。
そこで保険について調べていると今回紹介する「いらない保険」という本に出会いました。
本書を読んで「保険に入ってなくてよかった~」と強く感じてしまいました。
たくさんの保険商品があふれかえっている中、かなり攻めた内容になっていますが大変勉強になりました。
それではその衝撃の内容を一緒に見ていきましょう。
いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」
著 後田 亨、永田 宏
講談社+α新書
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本の要約・ポイント
本書のポイントは、ほとんどの保険は加入する必要がないということです。
保険というのはそもそも、めったに起きないけど起きてしまうとどうにもならないようなリスクに備えて加入するものです。
- 自動車の対人対物保険
- 火災保険
- 海外滞在時の補償保険
上記のような賠償や被害額ですべてを失いかねないようなことに対しては保険に加入するべきです。
しかし、病気や介護は年齢とともに発生確率が高くなるので保険として成立しなくなります。
それに保険会社は基本的に大儲けしているので、いかに加入者は高額な保険料を支払っているのかがわかりますね。
本書でも保険が必要なのは「自立していない子供がいる世帯主の死亡保障くらい」だと述べられています。
- 貯蓄型保険
- 外貨建保険
- 特定の病気しかカバーされていない保険
上記をはじめ保険には多種多様な保険がありますが、ほとんどは必要がなく、損をするだけになります。
本書では上記のような保険をはじめさまざまな保険の裏側や闇を暴いているので必見です。
それでは保険に対してどのように向き合えばよいのかを見ていきましょう。
病気には保険ではなく貯蓄で備えよう!
病気になって保険で儲けが出る人はごくわずかでほとんどの人が払い損になってしまいます。
そもそも病気にならなかったり、病気になっても毎月の保険料の合計のほうが金額が大きかったりすることも多いと思います。
なので、毎月保険料を支払うくらいならそのお金を貯金や投資に回して将来のリスクに備えたほうが安上がりです。
また、現在は積み立てNISAやiDeCoなど政府側も貯蓄を支援してくれているのでその波に乗っかるとさらにお得でしょう。
それに私たちは健康保険に加入しているので3割負担で済みますし、その3割の金額が大きくても高額療養費制度があります。
健康保険のおかげで病気の治療費に関して言えば100万円もあれば十分にまかなえると思います。
なので、保険に加入するなら掛捨ての死亡保険など本当に必要だと思う保険だけに絞りましょう。
保険料を支払うためにより多く働いて、そして体を壊すというサイクルになると元も子もありません。
病気を保険で対策するより病気にならないための対策のほうが身体的にも精神的にもお得かもしれませんよ。
病気のリスクは割高な保険ではなく貯蓄で備えよう!
安心は高くつく
そうは言っても将来の病気や介護に不安を持ち、保険に入ってしまう人も多いと思います。
保険に入ったほうが金銭的に苦しくなっても精神的に安心したい人の気持ちは私も理解できます。
しかし、その安心のために支払う金額は適正な金額でしょうか?
長期の保険を考えている人はぜひ一度金額を計算してみてください。
- 保険会社にいくら支払うことになるのか
- 支払ったお金がいくら返ってくる見込みなのか
- 蓄財保険の場合はほかによい金融商品はないのか
たくさん検討しているうちに新しい選択肢が生まれるかもしれません。
それでも保険で安心を買いたいと思うのなら私は保険に加入しても良いと思います。
安心というのは気持ちの問題で数値化できないので安心を過大評価してしまいがちです。
なので自分にとって適性なリスクを把握し、折り合いをつけることが大切ですね。
安心を求め保険に加入するととても高価な買い物になる可能性があるので注意しよう
まとめ 保険について正しい知識を身につけよう!
いかがだったでしょうか。
本書はタイトル通りいらない保険をばっさばっさと切り捨てていきます。
多くの保険に加入している方はショックを受けてしまうかもしれませんが自分を変えるチャンスでもあります。
なので保険を検討している人、すでに保険に加入している人問わず、多くの人に見てほしい1冊です。
私は本書を読んで、養う人ができるまでは健康保険だけでいこうと決めました。
あなたも保険を見直すことによって日々の生活が豊かになるかもしれませんよ!
ということで今回は以上になります。
それでは、また!
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