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佐久間宣行のずるい仕事術【要約・書評】

どうも、なおです。

今回は「佐久間宣行のずるい仕事術」という本を紹介します。

著者の佐久間さんは「ゴッドタン」や「ピラメキーノ」などを手掛けた元テレ東社員のプロデューサーさんです。

番組制作ときくと、かなりの企画力や仕事能力が必要そうに感じますね。

本書はそんなヒットメーカーである佐久間さんが20年以上の社会人生活でつちかった、誰とも戦わずに抜きんでる方法を紹介してくれています。

本書を読んで感じたことは、

  • どんな業界で働いている人でも
  • 若手でも管理職でも
  • やりたいことがある人でもない人でも

役に立つような武器がつまっています。

それではどのような内容なのか、さっそく見ていきましょう。

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本のあらすじ・ポイント

本書のポイントは、周囲の人と戦わずに自分のやりたいことを実現させる方法を解説していることです。

その内容としまして、

  • 仕事やチーム
  • 人間関係やマネジメント
  • 企画
  • メンタル

といった、さまざまな方向性から学ぶことができます。

その数はじつに62個とこれまでの社会人生活で身につけてきたすべてを伝えてくれています。

その中で私が本書を読んでとくに大切だと感じたことはつぎの3つになります。

  1. 謙虚でありつつも自分のアピールは忘れない
  2. 仕事よりもメンタルの健康を大切にする
  3. 仕事ではいい失敗をする

今回はこの3点について深堀していこうと思います。

謙虚でありつつもアピールは忘れない

組織で働くうえで謙虚さを意識することは大切です。

  • むかつく上司を一泡吹かせようと思っている
  • 自分が正しいと思い、傲慢にふるまう
  • 会社の愚痴ばかり言う

このようなことをしていれば、いずれ社員と揉めたり、評価が下がってしまいます。

多少ムカついても同じ組織の仲間ですから敵対する必要はありません。

大切なのは、むかつく人を倒すことではなく、平和に自分のやりたいことをできる環境を整えることです。

謙虚さをもっていれば、相手に敵対心を持たれることは少ないですし、チャンスも回ってきやすいものです。

なお
なお
自分の意見やアイデアを押し通すことも時には大切かもしれませんが、そのようなときは相手の立場やメンツをつぶさないように心がけると円滑にものごとが進みます。

とはいえ、ただただ謙遜しているだけでは上司は評価してくれません。

基本的に努力やプロセスのすべてを上司は把握できないものなので、その辺はアピールしていかなければいけません

このバランスは少し難しいかもしれませんが、相手の立場を傷つけることなく、自分の成果を見てもらう。

人間関係が悪いと仕事もしにくいですからその辺の環境整備も大切ですね。

敵をつくらずに仕事をしやすい環境を整えよう

仕事よりもメンタルを大切に

本書では「メンタルマネジメントはなにより重要」と述べられています。

一生懸命に働くことも大切ですが、メンタルをやられるとすべてが終了してしまいます。

私も新卒で入社した会社でうつになり、約半年でリタイアしたのでよくわかります。

仕事と言えどもたかが仕事なのであなたの健康や命まで仕事に捧げる必要はありません。

  • 残業がいや
  • ちょっとのハラスメントでも許せない
  • 退社後や休日の飲み会などの集まりには絶対にいきたくない

このように人によってストレスに感じてしまうポイントはさまざまです。

もし自分の許容範囲を超えているので今後のキャリアについて考えなおしたほうが良いのかもしれません。

なお
なお
病んでしまってからでは遅いので、本当にやばいと感じたら逃げましょう!

仕事は仕事だと割り切って、程よい距離感を保つことが大切ですね。

私の場合は過度なプレッシャーと法定を超える残業時間に耐えることができませんでした。

なので、現職ではあまりプレッシャーを感じないような職種に変えていますし、勤務時間以外は仕事のことはいっさい考えないなど、それなりに距離を取っています。

「若手なんだからもっと頑張れよ」という意見もあると思うのですが、メンタルを壊すほど頑張るよりもそこそこでいるほうが長期的には成果を出せます。

頑張りすぎている人はガス抜きをしてメンタルを死守するようにしておきましょう。

限界を超えてしまう前に逃げてしまおう!

いい失敗をする

さきほど仕事とはある程度距離を取ったほうがいいと書きましたが、手を抜きすぎるのも良くありません

筋トレと同じようにある程度の負荷を自分にかけなければ成長できないので、その点はおさえておきたいですね。

新しいことに挑戦したりすることも成長の上で大切ですが、その際にしっかりと考えて仕事をするようにしましょう。

具体的には自分なりに仮説をもって試行錯誤しながら検証していく、この試行錯誤の過程で起こる失敗はいい失敗です。

反対に、何も考えずにただ言われたことをやるだけで起こった失敗は悪い失敗です。

なぜならその失敗は成長につながらないからです。

なので、仕事をするときは自分なりに仮説を立て、その根拠を調べたりしながら検証していくことが重要です。

そこで起こる失敗ですと、

  • なぜ失敗したのか
  • この失敗を踏まえてつぎはどのようなアクションを取ればよいのか

このようなことから学びを得ることができるので成長につながります。

なので、仕事は適当にやらずにしっかりと考えぬくことを心がけましょう。

いい失敗をするために全力で考えぬこう

まとめ ただしくずるいを使いこなそう!

いかがだったでしょうか。

本書を読むことで、自分の仕事に活かせるようなことをひとつは見つけることができると思います。

今回は60以上の方法からいくつかピックアップしただけなので本書の魅力をすべて伝えることができませんでしたが参考になることは他にもたくさんあります。

なので、気になった方はぜひ本書を読んでみてくださいね。

ということで今回は以上になります。

それでは、また!

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