どうも、なおです。
今回紹介する本は「人生論」「資産形成」に関する本になります。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
著 ビル・パーキンス
訳 児玉修
ダイヤモンド社
あなたはこのようなこと思ったことありませんか？
「いつまで将来のために頑張り続けなければいけないんだろう…？」
「貯金をし続ける意味はあるのかな？」
本書はこのような疑問に答えます。
それでは、どのような内容なのか、さっそく見ていきましょう。
月額980円で200万冊以上が読み放題のkindle unlimitedというサービスを使うとコスパよく読書ができます。
初月無料でいつでも解約可能ですのでぜひ試してみてください。
kindle unlimitedはこちら
文章が苦手な人は初月無料の聴き放題サービスのAudibleがおすすめです。
Audibleはこちら
本の紹介・要約
本書のポイントは「死ぬまでにお金を使い切るくらいの気持ちで全力を出して生きよう！」ということです。
著者がそのように考える理由は、ほとんどの人が多くの資産を使い切らずに人生を終えてしまうからです。
もちろん人の寿命がわからなかったりなど完全に使い切ることは難しいので、あくまでも気持ちと行動が大切です。
そして、お金を使い切るという目標を持つことで「何も考えず働き、貯蓄し、できるだけ資産を増やそうとしていたこれまでの人生を変え、できる限り最高の人生を送れるようになる」と言います。
そこで、最高の人生を送るにはたくさんのことを経験することだと著者は述べています。
しかし、そこには問題がありまして人は歳をとると経験できることが少なくなってしまいます。
なので、いかに若いうちにたくさんの経験をしておくかが重要です。
そして、その経験が一生の思い出になり人生の満足度を高めてくれます。
そこで、今回の記事では人生を豊かにするための9つのルールの1つである「今しかできないこと」に投資することについて紹介したいと思います。
経験に投資して最高の人生を送ろう！
「今しかできないこと」に投資する
「今しかできないこと」に投資する必要があるのは先ほども紹介した通り、そのときにしか経験できない大切なことを逃してしまうからです。
しかし、私たちの多くはお金を節約しすぎてしまう傾向にあります。
節約も大切なのですが、人生の満足度を高めてくれるのは経験なので、経験に時間やお金を使わないと後になって後悔してしまうかもしれません。
ただ、節約して貯金を増やすことが生きがいだという人もいると思います。
それも一つの大切な価値観なのですが、もしかしたら自分の価値観に気づけずに損をしている可能性もあります。
そこで、一度お金を使って経験を買ってみることをおすすめします。
それで「やっぱり節約が一番！」と感じるのなら、節約に人生をかけても私は良いと思います。
話を戻しますが、いまに最大限投資するために人生で何を経験したいのかを真剣に考える必要があります。
もちろん海辺を散歩することや孫に会うことなどお金のかからないことでも大丈夫です。
そして著者は、明確な将来を持ち、同時に今を楽しむことも忘れないことが重要だと述べています。
みなさんは「いま」を楽しめていますか？
私はすでに少し後悔していることがありまして、それは小学生とか中学生の時に貯金に励んでいたことです。
100円とか200円を一生懸命貯金していました。
そのときは正しいことをしていたと思っていたのですが、いま振り返るとすごくもったいないことをしていたと思います。
当時の100円は私にとって大金であり、いまで言うと1万円くらいの価値がありました。
なので、過去の自分に「100円なんて大人になったらすぐに稼げるんだから遊んでおけ！」とアドバイスをしたいですね。
そう思うと大学生の支出なんて、社会人になったらいくらでも取り返すことができるのでやりたいことにがんがんお金を使った方がたくさんの経験を味わえるのではないかと思うようになりました。
そういうわけで大学生最後の春休みにかなりお金を使っております。
ただ、無駄遣いはあまり良くないので、そういう意味でも自分は何がしたいのかということを考えておくことが大切です。
それでは次に、私がこの本を読んで感じたことを紹介します。
将来も大切ですがいまを楽しむことも大切です！
FIREに物申す？
私がこの本を読んで、現在流行りのFIREを目指している人に新しい視点を与えてくれる本だと感じました。
FIREとはFinancial Independence Retire Earlyの略語で仕事を早期リタイアするという考え方です。
このFIREを達成するにはそれなりの資金が必要とされていて、その一つの目安が「生活費の25年分以上の金融資産を持つ」こととされています。
その理由については今回は省略させていただきますが、会社員が生活費25年分の資産を蓄えるにはそれなりの時間と努力が必要です。
そこで、若いときにお金を貯めるという禁欲的な生活をしすぎると早期リタイアをしてから後悔する可能性があります。
「もっと若いときにお金を使っておけば良かったな～」と思うようになるのかもしれません。
もちろん早期リタイアという考え方は素晴らしいものです。
しかし、若いときの体力や時間を将来に投資しすぎることには少し問題を感じています。
大切なのは現在と将来のバランスを自分なりに考えることですね。
いま遊びすぎると将来お金に困ってしまいます。
かといって全部貯金に回すといまを楽しめず、さらに老後にお金を使い切れないという状況になってしまうでしょう。
なので、将来のことだけを考えすぎずにしっかりと人生設計を立てる必要があります。
それを考慮したうえで早期リタイアを目指すことには私も賛成です。
将来の自分のためにどれだけ現在の自分を投資するのか、議論の余地がありそうです。
いまと将来のバランスを考えて人生を楽しもう！
まとめ 経験の数だけ人生は豊かになる
いかがでしたか。
私はこの本を読んで、お金を使うことも意識するようになりました。
若いときにしかできないようなこともあるので、やりたいことは全力でやっていこうと思います。
みなさんのなかには「もう年寄りだから手遅れだよ」と思う方もいるのかもしれません。
しかし、いまが人生で一番若いわけですから、いまできることを全力でやれば良いと思います。
まだまだ人生をいまよりも豊かにすることができますので、いっしょに充実した人生を送っていきましょう。
今回は以上になります。
それでは、また！
関連記事
幸福度を高めるにはこちらの本もおすすめです。
