どうも、なおです。
自分の言葉に重みや説得力に欠けて相手を動かすことができずに困っている人はとても多いと思います。
- 話す内容が薄っぺらい
- 何を言っているのかわからなくなる
- 相手がまったく理解してくれない
このような悩みをはじめ、話すことについて悩みの種は尽きません。
そこで今回は言葉を鍛える方法を解説している本を紹介します。
「言葉にできる」は武器になる
著 梅田悟司
日本経済新聞出版社
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本の要約・ポイント
本書のポイントは外に向かう言葉だけでなく、内なる言葉にも目を向ける必要があることです。
実際に話したり書いたりするときに使う言葉。
無意識のうちに頭に浮かぶ感情や頭の中で思考するための言葉。
ほとんどの本は話し方や文章力などでの伝え方のコツといった外に向かう言葉ばかりが注目されています。
しかし、本書では言葉が外に向かう前の内なる言葉を鍛える必要があるというのです。
このことについて、著者は本書でつぎのように述べています。
言葉が意見を伝える道具ならば、まず、意見を育てる必要があるのではないか?
「言葉にできる」は武器になる p.4
このように本書では言葉という道具の使い方よりも道具自体のレベルを上げる必要があると述べているのです。
以上が本書のおおまかなあらすじになります。
外に向かう言葉だけでなく内なる言葉も育てる必要がある
私たちは手っ取り早く影響力を持とうとしている
内なる言葉はたくさんの経験を重ね、自分と向き合うことによって成長し、言葉に重みや説得力を持つようになります。
しかし私たちは経験を積むことをスキップして、手っ取り早く影響力を持ちたいと考えてしまいます。
つまり内なる言葉を鍛えようとせずに外に向かう言葉だけを鍛えようとしているのです。
これだといつまでたっても薄っぺらい発言のままで言葉に深みが増しません。
私たちは言葉だけでなく、あらゆることにおいて努力せずして成功を求めてしまいます。
しかし現実はそこまで甘いものではありません。
たくさんの楽しい経験や苦しい経験があるからこそ、その経験から学び、成功に近づくのです。
- トップYouTuber
- 人気ブロガー
- 芸能人やインフルエンサー
このような人たちを見て、自分もYouTubeやブログを始めようと思うことはとても良いことだと思います。
しかし手っ取り早く人気者になることはできないことを覚悟しておいた方が良いでしょう。
成功の裏には壮絶な努力や経験があるのです。
話すことも同じで、その言葉を形成することになった経験や自分と向き合い続けた結果として深みのある言葉が生まれます。
千里の道も一歩からというようにコツコツと地道な努力が大切ですね。
地道な努力や多様な経験が発言力のある言葉を生み出す
まずは自分の感情と向き合ってみる
それではどうしたら内なる言葉を育てることができるのでしょうか?
詳しくは本書でしっかりと解説されているのですが、まずは自分の感情と向き合ってみることをおすすめします。
基本的にほとんどの人が常に頭の中で何かしらの思考をしていると思います。
まずはその頭の中の言葉を意識してみましょう。
- これからするこの仕事はイヤなんだよな~
- この人と話すと緊張するな
- 今日はカレーが食べたい気分だな
何でも構いませんがこのような言葉を認識し、
- このような条件の仕事が嫌いなのか
- このような特徴を持つ人が自分は苦手なんだな
- こんな日にカレーが食べたくなるのか
ここまで考えてみることによって、「このような考え方ができるのではないか」と意見を育て、内なる言葉を鍛えることができるのです。
なのでまずは自分の感情に注目してみることから始めましょう。
無意識の思考を認識してみよう!
まとめ 内なる言葉を鍛えよう!
いかがだったでしょうか。
私たちはついつい外に向かう言葉だけに注目し、話し方のコツばかり追い求めてしまいます。
しかし本書を読めば言葉を育てる方法がわかり、もっと本質的に話す力を鍛えることができます。
「話し方ではなく、意見を育てる」
とてもいい言葉ですね。
ぜひ内なる言葉の具体的な鍛え方を知りたい方は本書を読んでみてくださいね。
ということで今回は以上になります。
それでは、また!
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