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エフォートレス思考【要約・書評】

どうも、なおです。

今回は「エッセンシャル思考」で有名のグレッグ・マキューンさんの続編の「エフォートレス思考」という本を紹介します。

前著のエッセンシャル思考では自分にとって大切なものを何かを気づかせてくれます。

そして本書ではその大切なことをどのようにやるかを教えてくれます。

エッセンシャル思考についてはこちらでまとめているので参考にしてみてください。

エッセンシャル思考【要約・書評】エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする 著者グレッグ・マキューンの書評・要約です。すべての無駄なことを捨て本当に大切なことに集中する方法を身につけることができます。時間を浪費することが多く、後悔している人におすすめです。...

それではさっそく見ていきましょう。

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本の要約・ポイント

本書のポイントは努力はすればするほど良いものではなく、できる限り減らしたほうが良いということです。

少なくとも日本では、忙しい人がカッコいいなどと結果ではなくそのプロセスに対してどれだけ時間をかけているかを評価しがちです。

  • 徹夜
  • 残業
  • 仕事優先の生活

このように長時間労働が美徳であるという雰囲気があります。

なお
なお
学生時代もテスト勉強や受験勉強でも長時間が美徳な感じがあったので日本はそういう文化みたいですね。

しかし、本当に評価すべきなのは成果であり、生産性の低い努力ではありません

同じ努力でも10時間で仕事を終わらせる方法よりも5時間で仕事を終わらせる方法を評価すべきです。

そこで本書では、努力を最小化して成果を最大化する方法を解説しているのです。

そして今回の記事では私が本書を読んで大切だと思ったポイントを3つ紹介します。

  • あるポイントを超えると努力の効率が悪くなる
  • ゴールまでのステップ数は少なければ少ないほど良い
  • やることの上限と下限を決める

それでは一つずつ見ていきましょう。

あるポイントを超えると努力の効率が悪くなる

みなさんはこのような経験ありませんか?

  • 長時間努力しても全然成果が出ない…
  • むしろ努力するほど1時間当たりの成果が減っている気がする
  • 努力が報われなさすぎてつらい…

もしかするとそれは努力のしすぎかもしれません。

努力はすればするほど良いものだと思っているかもしれませんが、努力はあるポイントを超えると効率が悪くなります

考えてみてください。

出社後1時間のときのパフォーマンスと会社が終わってから残業ではどちらのほうが生産性が高いと思いますか?

もちろん、朝のほうが生産性が高いはずです。

なお
なお
もっと極端に言うと、100メートルを全力で走る時に10本目よりも1本目のほうが早く走れると思います。

このように長時間頑張り続けるとどんどんスピードが落ち、生産性が低くなります。

なので、たくさんの努力をするよりもうまく休養を取りながら最高のパフォーマンスを維持するほうが良いのです。

休み時間が多くなり、生産性も高くなるのでまさに一石二鳥ですね。

もし努力の時間が成果に正比例をすると考えていて、頑張りすぎている人はもう少し自分を労ったほうが良いのかもしれません。

頑張りすぎると疲れがたまり、生産性が低くなる

ゴールまでのステップは少なければ少ないほど良い

私たちは大きなことを成し遂げようとするときにつぎのいずれかを選択します。

  • 限界を超えて不可能を可能にするまで働く
  • もっといいやり方を探す

多くの人はいざやってみるとなるとひたすらに頑張り続けようとするでしょう。

しかし冷静に考えると、もっといいやり方を探して、効率的に進めたほうが良いことは明らかだと思います。

ただ、なぜか私たちは無謀な努力を選択してしまうんですよね…

なお
なお
ひたすらに努力をするほうが評価されやすいし、取り組みやすいからなのかな~?

では、実際にどうすれば効率よくものごとを進められるかになりますが、まずは自分の業務の無駄を見つけてみましょう

やらないことを最大限に増やすことによって効率よく仕事を進められるはずですよ。

ただひたすらに頑張り続けるのではなく、一度立ち止まって無駄なステップを減らすだけでも大幅に時間を削減できるでしょう。

無駄をはぶくだけでかなり効率がよくなります

やることの上限と下限を決める

努力をしすぎると効率が下がると言われても私たちはついつい頑張ってしまうものです。

そこで本書では具体的な対策して上限と下限を決めることをおすすめしています。

これはつまり1日にやる量をあらかじめ設定しておくということです。

勉強で例えると、1日で読み進める教科書のページ数を2ページ以上、10ページ未満というように決めておきます。

調子がいい日に上限を決めることは逆に非効率だと感じるかもしれませんが、著者はこの自制心こそが生産性のカギを握ると述べています。

また、逆にペースを上げすぎてしまうと継続しにくかったり、方向性を見失い脱線しやすくなるそうです。

なお
なお
もちろん上限だけでなく下限も決めて少しずつでも継続させていくことも重要です。

それにその日の終わりや目標を決めておくとモチベーションの維持にもつながります。

なのでこのように行動の目標を毎日立てると無駄な行動が減り、効率的に作業に取り組めるようになると思います。

やることの上限と下限を決めてモチベーションを維持しながら継続しよう!

おわりに 美しい努力をしよう!

いかがだったでしょうか。

努力も大切ですが、無駄な努力や非効率な努力をして自分に酔っているようではまだまだだということがわかりました。

本書ではほかにも多くの無駄の減らし方や効率の高め方を紹介しているので参考にしてみてください。

また、前著の「エッセンシャル思考」を読んだことがある人は本書とセットにするとより効果を発揮します。

なのでぜひ気になった方は一度読んでみてくださいね。

ということで今回は以上になります。

それでは、また!

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前著「エッセンシャル思考」では自分にとって取り組むべきものを選別する力が手に入ります。

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