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上流思考【要約・書評】ダン・ヒース

どうも、なおです。

みなさんは問題を解決することとそもそも問題を発生しないような仕組みをつくることのどちらが大切だと思いますか?

今回紹介する本は、問題が起こる前に問題を解決するための思考法の重要さとその思考法を教えてくれます。

これを本書では「上流思考」と呼んでいます。

なお
なお
病気で例えると治療ではなく予防医療に力を入れようということですね。

しかし、この問題を未然に防ごうとする行動をとるのはかなり難易度が高いと著者は述べています。

それではなぜ私たちは上流思考ができず、下流(現場)で起きたトラブルの対処ばかりしているのでしょうか。

そしてどうすれば上流思考を身につけられるのか、さっそくみていきましょう。

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本の要約・ポイント

本書のポイントはトラブルを解決するのではなく、そもそもトラブルを起こさないようにするほうが大切だと述べていることです。

そのため、要所要所に対応できる力ではなく、トラブルの原因を根絶するシステムを作り上げる力が重要です。

しかし、多くの場合は目の前のトラブルに対処することだけで、未然に問題を防ごうとしません。

というのも問題を未然に防ぐ上流思考をするにはとても大きな障壁があるからです。

  • 起きなかったことを評価するのが難しい
  • 問題を解決するほうができる人と思われる
  • 上流思考はすぐに結果が出ないので短期指標にとらわれがちになる

上記のようなさまざまな理由から私たちは上流思考をせず、その場その場で起きた問題に対処し続けるのです。

なお
なお
予防にお金を払って病気にならなかったとしてもそれが予防で回避できたのか、それとも予防をしなくても病気にならなかったのかを見分けるのは難しいですからね。

それではどうすれば、上流思考で問題を未然に防ぐことができるようになるのかをもう少し深堀していきます。

上流思考を妨げる3つの障壁

上流思考を妨げる障壁として本書ではつぎの3つを紹介していました。

  1. 問題が発生することを仕方がないことだと思う
  2. 当事者意識が欠如する
  3. いまは対処できないと思う

問題が発生することを当たりまえだと思うようであれば、そもそも未然に防ごうという思考になりません。

なので、この当たりまえに対して疑問を持つことが大切です。

たとえば仕事の現場でクレームが発生することに対して、ある程度は仕方がなく感じる人も多いでしょう。

しかしそこを当たりまえだと思わずに原因を考えてみることでもしかしたらクレームをゼロにできるかもしれません。

さらにそのクレームはあくまで現場の人の問題だから関係ないと思ってしまうとその問題にフタをしてしまいます。

なので、当事者意識がないと問題を解決しようと行動を起こさなくなるので、当事者意識も大切です。

また、トラブルに対処することに精一杯になったり、自分の仕事が忙しすぎると、予防に向けられる時間が少なくなります。

本書ではこのような3つの障壁を乗り越えたうえで上流思考をするうえで大切なことに言及しています。

なお
なお
まずは問題を自分たちの問題だと意識して行動することが第一ステップです。

日々の業務の当たりまえを疑ってみることによって思わぬ発見があるかもしれませんね。

問題を自分事化してはじめて上流思考で考えることができる

新しい問題解決を示している1冊

私たちは問題を解決することに精一杯になりますし、そもそも問題を起こさないようにするなんて考えることも少ないでしょう。

  • ある程度のトラブルは絶対に起きるのでしょうがない
  • 無駄な作業も組織のルールで定められているのでしょうがない
  • 問題が発生する前に未然に防いでも誰も評価してくれないので意味がない

このようにしょうがないことをしょうがないものとして受けれたり、予防に力を入れてもあまり評価されないものです。

なので、いかに組織のルールやシステムを変えるかがカギになります。

問題を解決するヒーローはカッコいいものです。

しかし、平和を維持する縁の下の力持ちはそれ以上に良い評価を受けるべきです。

このような評価制度がなければだれも縁の下の力持ちポジションを目指さなくなります。

ほかの多くのビジネス書では問題解決能力が高いヒーローになる方法について書かれているものが多いですが本書は違います。

なので本書はわたしにとって非常に勉強になりました。

なお
なお
言われてみれば問題を未然に防ぐことはめちゃくちゃ大切なのにその具体的な方法は一度も教わってこなかった気がします…

本書はワンランク上のビジネスマンを目指している人にとっては必須のバイブルとなるでしょう。

問題解決だけでなく、問題を未然に防ぐ方法も考えてみよう!

まとめ 上流思考を身につけよう!

いかがだったでしょうか。

本書を読むことで問題を解決する人から問題を起こさない人になることができるでしょう。

具体的な上流思考のやり方が気になった方はぜひ本書を読んでくださいね。

ということで今回は以上になります。

それでは、また!

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