どうも、なおです。
あなたは職場につながりを感じていますか?
雑談ができる同僚がいたり、チームに団結力があったりすると当然ながら働きやすいですよね。
しかし、つながりのメリットはそれだけではありません。
今回紹介する「Think COMMUNITY」という本では、つながりの効果やつながりをつくる秘訣を教えてくれます。
部下やチームを団結させたいと思っている管理職やリーダーの方、必見です。
ということでさっそく見ていきましょう。
Think COMMUNITY「つながり」こそ最強の生存戦略である
著 クリスティーン・ボラス
訳 早野依子
PHP出版
本のあらすじ・ポイント
本書のポイントはタイトル通り、つながりは生産性や満足度においてかなり重要だよね~ということです。
それはそれでなんとなく理解できますが、じゃあうまくつながるにはどうすれば良いの?というところもしっかり解説してくれています。
ゴールだけでなく、その道筋までのメソッドのようなことまで紹介してくれているので、かなり実践しやすいと思います。
そして本書は大きく分けて2部構成になっておりまして、
- コミュニティづくりについて
- 私たち一人ひとりに必要なことやできること
となっております。
前半はつながりにおいてそのポテンシャルを発揮している組織の特徴や文化、仕組みなどを紹介している感じです。
そして後半はコミュニティの一員としてどのような行動やマインドセットで挑めばよいのかということを中心に話が進んできます。
ということで今回はつながりを生かしている組織の特徴についてもう少し深堀していこうと思うのですが、その前に私が感じたことも紹介していきます。
日本社会ではつながりが弱くなっている?
他の国のことはわかりませんが日本においては職場のつながりは弱くなっているように感じます。
失礼ですが年配の方々へのイメージといて、
- 飲み会の頻度が多い
- 休日も職場の人や取引先とゴルフ
- プライベートよりも仕事
このような印象を偏見ながら持っています。
実際に飲めないやつは出世できないとかそういう雰囲気があったってどこかの記事で見かけたことあります。
実際どうかは知りませんけどね。
とはいえそういうことで評価するのはいかがなものかという風潮ができ始めているのでそういった側面もあったのでしょう。
上司からしたら「つれない部下だな~」とか「飲み以外でどうやって仲よくなればええんや?」と感じているかもしれません。
まあ、24歳の私からしても仕事以外のコミュニケーションで先輩と仲良くなることもありますし、そういうことが好きな若者も周りにたくさんいます。
なんなら食事に誘いたいけどハラスメントや断られることを恐れる上司と食事に行きたいけど誘ってもらうのを待っている部下という構図は存在していると思います。(笑)
そんなこともあってか、職場のつながりは弱くなっているかな~と思う私でした。
しかし、これは大きな問題です。
というのも職場や仕事中に適切なコミュニケーション取れば、つながりの強さは強化することができるはずです。
つまり、私たちは仕事外のコミュニケーションに頼りすぎていて、職場ではへなちょこレベルなのです。
そこで本書はそんな私たちに対する処方箋になり得ます。
仕事をしているときのほうが時間は長いのでもうそこでつながりを強める方法を実践しちゃいましょう!
私たちは仕事外のコミュニケーションを活発におこなってきたが、現代ではそれが難しくなっている
職場のつながりを強くするには?
では実際にどのような職場が良いのでしょうか?
本書の目次のページをかみ砕いて一部を紹介しますと、
- 信頼して任せる
- 尊重する
- 仕事に意義をもってもらう
このような文化や仕組みがあるとつながりは強くなります。
まあ、字面だけを見たら当たり前なことのように思えます。
しかし、本当にできていますか?と言われたらドキッとすること間違えなしだと思います。
礼儀をもってちゃんとメンバーのことを見る、そして相手のことを尊重して適切なフィードバックを与える、
こんなことをしてくれるチームなら必ずやりがいも感じますし、絶対パフォーマンスは上がります。
でも、「尊重って何や?」、「フィードバックってそうすれば良いんや?」と思う人も多いと思います。
でも大丈夫です。安心してください。
本書では細かく紹介されていますし、フィードバックに関しては今すぐ使えるような方法やフレーズもあり、参考になりました。
なかなかすぐには組織全体を変えることは難しいですが、あなたが変われば周囲は少しずつ変わっていきます。
なので、末永くあきらめずやっていきたいですね。
まずは礼節や相手を尊重することから始めましょう
まとめ つながりは高パフォーマンスのカギ
いかがだったでしょうか。
つながりなんて必要ないと思う人も多いかもしれませんが実際はかなり大きなメリットがあります。
私たちは仕事中でのつながりを強くするコミュニケーションは苦手な傾向になるので、ぜひ実践してみてください。
ということで今回は以上になります。
それでは、また!
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前著「Think CIVILITY 礼儀正しさこそ最強の生存戦略である」では礼節に関してかなり詳しく解説されています。