どうも、なおです。
みなさんは集中して読書や情報収集に取り組めていますか?
書評ブログを書いている私ですら読書中にスマホの誘惑に負けてしまいます。
しかし今回紹介する「読む力最新スキル大全」ではその注意散漫力を生かす読み方を教えてくれます。
注意がそれないような環境をつくろうという本ではなく、注意がそれても大丈夫というまったく新しい読み方は非常に参考になりました。
それではさっそくどのようなことなのか、見ていきましょう。
脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!現代病「集中できない」を知力に変える 読む力最新スキル大全
著 佐々木俊尚
東洋経済新報社
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本の要約・ポイント
本書のポイントはスマホが身近にあるのが当たり前という時代において、集中が続かないことを前提とした読み方を身につける必要があることです。
そしてそれだけではなく、知識や情報を最大限に活用し、自分のものにするためにつぎのようなことも具体的に解説しています。
- SNSやネット記事の見方
- 紙や電子書籍の選び方や読み方
- インプットとアウトプットを効率化させるツール
本書を読むことで、現代のテクノロジーをフル活用して効率よく知識を身につけることができるようになります。
現代は良質も情報も悪質な情報もあふれています。
なので、積極的に良質な情報を自分から取りにいく必要があるのです。
そこで本書で読むことで身につけられるインプット力を身につければアウトプットもはかどるようになるでしょう。
では、本書のキーポイントである注意散漫力をいかす方法についてみていきましょう。
短時間でタスクを切り替える
文章を読んでいても次にやらなければいけないことを考えたり、スマホを使って全然違うことを調べてしまうことも多いと思います。
私も読書をしながら仕事のことを考えたり、注意が散漫になってしまうことが多々あります。
そこで本書ではあらかじめ複数のタスクを設定しておいて、集中が切れたら次のタスクに移るようという方法をおすすめしています。
この方法を使いこなせば、短期集中を高回転で回すことができるようになります。
その結果として長時間集中したときと同じくらいの量のインプットやアウトプットができるのです。
私は本書を読んでなるほどなと思ったと同時に学生時代の勉強でこの方法をおこなっていたことを思い出しました。
私は定期テストや受験の勉強をするときは同じ科目を長時間連続で取り組むことができませんでした。
なので、「数学の勉強で疲れたから歴史の勉強で息抜きでもするか」みたいなノリで教科を短時間でコロコロ変えていました。
勉強がそもそも嫌いな人たちにはまったく理解されずに軽くひかれていたのですが、この方法で半日くらいぶっ続けで勉強できていました。
これを仕事や読書にも活かせるよというのが本書の主張だと考えると腑に落ちます。
それに実際に本を読んでいるときに集中が切れてもほかの本を読み始めると集中力が回復しました。
なのであなたも実際にタスクを短時間で切り替えてみてください。
想像よりもタスクがはかどるようになりますよ。
同じタスクを連続で長時間続けることは困難なので複数のタスクを短時間で切り替えてみよう!
浅く広くとせまく深くを使い分ける
私が本書を読んでいて、浅く深い情報とせまいけれども深い知識の両方に触れることの大切さに気づきました。
私はせまく深くの知識のみを追い求める傾向にあったので本はよく読むのですがニュースやネット記事はほとんど読んできませんでした。
しかし、広く情報収集をすることでいままで知らなかった分野の存在に気づけるようになります。
なので、ネットニュースなどでいろんな記事を見つつ、気になったら関連本を読んでみるなどして知識を深めていくのが最適ですね。
ということで、私も心を入れかえてネット記事やSNSにも目を通してみようと思います。
一番良いのは自分で時間をかけてゆっくりと見極めていくことです。
しかし、それだとすぐに挫折をしかねないのでそのような人は著者の佐々木俊尚さんのTwitterをのぞいてみることをおすすめします。
毎朝気になったニュースを複数ツイートしてくれているのでそこから気になった情報に目を通してみるというのもアリですね。
ちなみに佐々木俊尚のTwitterアカウントはこちら。
まずは情報収集をするという習慣をつくるほうが大切なので本書の著者を信頼してみるというのも良いかもしれませんよ。
情報を広く見渡して、気になったことを深堀してみよう!
まとめ 情報収集の効率が段違いに高まります
いかがだったでしょうか。
もっと効率よく情報収集したいと感じている人や長時間集中したいけどできないという人はぜひ本書をのぞいてみてください。
本書は想像よりもかなり具体的に解説されているので内容をそのまま実践するだけでもかなりの効果があるはずです。
なので本書の内容が気になった方はぜひ一度読んでみてくださいね。
ということで今回は以上になります。
それでは、また!
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