こんにちは!なおです。
先日ようやく卒業論文を書き終えることができました。
いや~、すごく解放感がありますね。とりあえず一安心です。
でも、なんだかさみしい気持ちもあります(笑)。
個人的にはけっこう楽しめたし、学びもあったんですよね。
ということで今回は卒業論文を書き終えるまでの流れや卒業論文を書いて良かったことを紹介します。
私は文系なので、理系の方から「楽な内容だな」と言われるかもしません。
そのあたりはご了承ください。
この記事はこんな方におすすめです
- これから卒業論文を書く方
- 卒業論文を書き方に悩んでいる方
- 卒業論文を書くことの意味が良くわからない方
卒業論文を書き終えるまでの流れ
まずは、私の卒業論文を書き終えるまでの流れを紹介します。
私は、現在大学4年生ですが、実際に卒業論文を書き始めたのが、だいたい大学3年生の1月くらいからになります。
なので、書き終えるまでに約1年くらいかかってますね。
まあ実際にまじめにやっていたのは2,3カ月くらいですが…
卒業論文の執筆がスタートして、まずは、お題を決めて、これまでに発表されている論文を読みこんで、答えが出ていない問いを自分で設定して調べました。
具体的に説明していきます。
論文のお題の決め方
まずは、私の卒業論文のお題決めの方法について紹介します。
私の場合は、先生の方針で方向性は大学3年生のうちに決めてほしいとのことだったので、卒業論文のおおまかなお題は3年生のうちに決めていました。
ちなみにお題は「モチベーションについて」ですね。
お題をモチベーションに決めた理由は、いろいろあるのですが、1番の理由は、
もともと本などを趣味で読んでいたので、参考文献がけっこう揃っていたからです。
私のお題選びのおすすめは、自分にとって書きやすいテーマを選ぶことですね。
自分にとってある程度興味があるテーマであることも大切だと思います。
長期間付き合っていくので、つまらないテーマだとやる気がなかなか出ませんからね。
論文を読み込んで、自分なりの問いをたてる
お題を決めたら、まずは、論文を読み込みました。
私の場合はモチベーションについてなのですが、いままでの研究で何がわかっていて、何がわかっていないかを調べることが重要です。
そこから、自分なりの問いを立てていきました。
問いとしてはインターネットで検索しても答えが出てこないことが良いですね。
私の場合は、海外の論文ではこういう結果になっているけど日本では実際どうなのってことで、実際に聞き取り調査をしていました。
実際に自分で調査をする
そして、問いを立てたら、それに関して調べていくという感じですね。
私は200人に実際にアンケートを取ったんですが、論文で書かれていたことと実際の調査結果に乖離がありました。
なので、「理論通りには人は行動しないよね~」っていう感じで問題点を見つけて、問題を解決するにはどうすれば良いのかということを書いていました。
ちなみに4月から10月くらいまではけっこうサボっていまして、調査を始めたのは10月に入ってからでした。
コロナ渦ということもあってインターネット経由でアンケートを取ったので、母集団に偏りはありましたが、調査方法として許してくれました。
本当は街頭調査の方が良いと思うんですけど、このような状況なので、多少クオリティが低くても許される雰囲気だったので良かったです。
という感じで、私はこのような感じで卒業論文を書き終えました。
次に卒業論文を書くことのメリットを私の感想ですが紹介します。
卒業論文を書くことで得られるメリット
私が実際に卒論を書いていて感じたメリットは次の3つになります。
- 卒業論文の分野の専門知識が得られる
- 書く力や読解力を鍛えることができる
- 大人との会話のネタになる
では、1つずつ見ていきましょう!
メリット①卒業論文の分野の専門知識が得られる
まずは、卒業論文の分野の専門知識が得られることですね。
1年ほど卒業論文と付き合っていきますし、論文や本なども読み込まないといけないので、その分野の知識は嫌でも身に付きますね。
私の場合は下心丸出しなんですが、「これから社会人になるんだから、社会人になって有利になりそうなことについて調べたいな」と思ってテーマを決めていました。
おかげで、「どういうチームや組織を作れば良いのか」や「どうすれば人はやる気が出るのか」を知ることができました。
この辺は今後実際に活かしていきたいと思っております。
なので、「自分はどういうことを知りたいのか」を軸にテーマを決めるのも良いかもしれません。
メリット②書く力や読解力を鍛えることができる
2つ目は書く力や読解力を鍛えることができることです。
まず、書く力について、当たり前のことですが変な文章を書いていたら先生に指摘されます。
なので、ある程度ちゃんとした文章は書かなくてはいけません。私はこのブログで「なので」など、よく話し言葉を使っていますがこういうことを書いていると指摘されるわけです。
他にも読んでもらう人に理解してもらわないといけないので、論理的に書く力が鍛えられると思います。
まあ、でも、このブログではけっこう変な文章書いていますが、そこは個人の日記だと思ってご勘弁ください。
次に読解力についてですが、論文や本を読み込まなくてはいけないのでこれも自然と身についていきますね。
私の場合は英文中心だったので、英語の読解力も身に付きました。TOEICは大学1年生以来受けていませんがもしかしたらリーディングの点数が上がっているかもしれません。
論文や本を読むだけでも論理的に考える力がつくと思います。
メリット③大人との会話のネタになる
最後は、大人との会話のネタになるになることです。
就職活動の面接やアルバイト先での良い会話のネタになりましたね。私の場合は労働のモチベーションについての卒業論文だったので、話が盛り上がります。
基本的にみんな働いているので、共通の話題として楽しむことができるんですよね。
ニッチな分野だと盛り上がらないかもしれませんが私の場合だとけっこう大きなメリットになりました。
もちろん面接のときも役立ちます。
けっこう卒業論文について聞いてくる面接官の方はいますので、何かしら話せるようになっておいたほうが良いでしょう。
私のおすすめは、相手の企業に役に立つようなテーマにしておくことですね。
就職活動をしているときはまだ卒業論文をほとんど書いていない状態なので、いくらでもテーマは変更できるわけです。
さらに相手に突っ込まれても「これから調べるところなので詳しくはわからないです」と逃げることも可能です。
なので、私は面接の際は企業によってテーマを変更していました。
そうすることで、この会社や業界に興味があって真剣に勉強してますとアピールすることができるんですよね。
面接の加点になるかどうかはわかりませんが、減点にはならないと思います。
おわりに
以上、私の卒業論文を書き終えるまでの流れとメリットでした。
よく、締め切りの1か月くらい前から書き始めるみたいなことを聞くのですが、
「普通に無理じゃない?」と思ってしまいます。
私は、けっこう良い勉強にもなりましたし、早めに始めたほうが良いと思います。
そういう私もまだ、書き終えただけで成績の評価はされていないんですけどね。
計画的にやっていけば、ちゃんとできると思います。
みなさんはしっかり計画をある程度立てて挑んでください。
それではまた次回!