どうも、なおです。
今回紹介するのは「生き方」に関する本です。
※本記事は文庫版を紹介しておりますので、単行本と多少内容が異なります。
・お金に執着しない生き方ができる
・今までの常識を覆すことができる
・自分らしい生き方をすることができる
年収90万円でハッピーライフ 著 大原扁理 ちくま文庫
それではどのような内容か、さっそく見ていきましょう!
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本書の紹介・要約
本書はタイトル通り、年収90万円の著者がどういう風に生きているのかを紹介しています。
年収90万円と聞くと驚いてしまうかもしれません。
そこで、著者の生き方に関する考え方や食事法や1日のスケジュールといった生活スタイルなどをのぞくことができます。
お金を稼ぐために働くことに必死な人やなかなか早期リタイアに踏み切れない人は本書を読んでみるといまの自分を見つめ直すことができるかもしれません。
また、本書は単行本と文庫本があり、本ブログでは文庫本を紹介しています。
文庫本は単行本が出た後に出版されているので、内容が少し増えていたり、定価も安いので個人的には文庫本をおすすめします。
それでは、次に著者はどのような生活をしているのかを見ていきましょう。
著者の生活について
私はこの本を読んでいて、著者はどうやって年間の支出を90万円に抑えているのかが一番気になりました。
そこで、本書を読み進めていくと著者の支出の内訳が紹介されていました。(p.195 参照)
- 家賃:2万8千円
- 共益費:1500円
- 固定費:1万5千円
- 食費:1万円
- その他
最低限毎月かかる費用が6万円を切るくらいですね。
もちろん遊んだりもするわけですから余裕を持って7~8万円で生活しているそうです。
ちなみに固定費はネット代や光熱費などが含まれています。
なんといっても驚異的なのは食費ですね。
私自身、たくさん食べることが好きなので、どうしても一日700~800円ほどかかってしまいます。
まあ、ある程度は食費にお金をかけても良いという価値観なので許容範囲なのですが。
著者は野草を取ったり、少食だったりしているのですが、それにしても食費が1日約300円程度というのはすごいです。
ちなみに私は社会人一人暮らしで月に約9~10万円程度で過ごしているので、手取りで130万円あれば最悪生きていけるのかと感じました。
そう思うと本気を出せば著者のような生活ができるような気がします。
必ずしも正社員になる必要はない
本書を読んでいて、自分一人で生きていく分には週5で一生懸命に嫌な思いをしてまで働く必要は何と思えるようになりました。
もちろん、子どもがいる家庭では難しいかもしれませんが、最低限の生活をするだけで良いなら働く頻度を落としても問題ないと思います。
さすがに「90万円で生活をしよう!」とは私も言えませんが、こういう生き方もあるんだな~と参考になります。
それに食事のメニューや家の選び方など、著者なりの節約の方法もたくさん紹介しているので、支出を抑えたい人は読んでみると良いかもしれません。
生活をレベルを上げないことが大切
もう一つ私は常日ごろから思っていることがあるのですが、それは低支出な生活でも満足できることが私にとって大切だということです。
私はガンガン仕事をやってお金を稼いでお金を使うというようなことが向いていないのです。
これは人によってそれぞれですが、もしあまり働かずして生活したいのであれば支出を抑えることは必須です。
仮に月10万円で生活できたら、もし収入がなくなり、生活保護を取ることになっても生活レベルはあまり変わりません。
そう考えると私は月10万円以下で十分楽しめるようになることが人生の理想郷なのではないかと考えたりしてしまいます。
もちろん家庭を持ったりすると、さすがにもっとお金を稼がなくてはいけなくなります。
しかし、10年後や20年後も結婚できなかった場合についてはかなり本気で正社員のリタイアを私は考えています。
俗に言うFIRE(早期リタイア)ですね。
本書を読んで改めて働かないで生きていくことについて考えさせられました。
まとめ 社会のつながりだけがすべてではない
いかがだったでしょうか。
個人的に支出について気になっていたり思うことがあったので、支出中心の紹介になってしまい申し訳ありません。
本書ではこれだけでなく、なぜ著者がこのような生活をするようになったのか、どのような思考で生きているのかなど、いまの自分に新しい考え方をたくさん教えてくれました。
実践しろと言うわけではないですが、多様な価値観に触れるという意味では非常に勉強になりました。
ぜひ気になった方は一度、読んでみてください。
今回は以上になります。
それでは、また!
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