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ヒトラーの大衆扇動術【要約・書評】

どうも、なおです。

みなさんはつぎのようなことで困ったことないですか?

  • プレゼンテーションが相手に響かない
  • 組織のマネジメントがうまくいかない
  • 相手の心を動かせない

多くの人がこのような悩みを持ったことがあると思いますが、国民を熱狂させ、相手を意のままに操った人物がいます。

それはアドルフ・ヒトラーです。

ヒトラーは第二次世界大戦時のドイツで独裁的な政治をおこなっていました。

そして今回紹介する本は「なぜヒトラーは国民のトップにのぼりつめることができたのか」その扇動術にせまります。

それではさっそくみてきましょう。

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本の要約・ポイント

本書はなぜヒトラーはドイツのトップまで君臨することができたのかを技術的な面で考察しています。

ヒトラーのすごいところは空想的なビジョンを具体化し、国民の感情に訴えかけるような形で演説をおこなっていたところです。

これはヒトラーに演説の才能があったからだと思う人もいるかもしれませんがそうではありません。

  • 演説の時間や場所
  • 言葉選び
  • 見た目
  • 感情
  • 演出

演説において上記のようなことを綿密に準備をしていたのです。

そこでヒトラーのテクニックを実生活に応用して大人数の前で発表するときや組織を動かすときに役に立てましょうというのが本書の内容になります。

なお
なお
もちろん悪用は厳禁ですよ!心理テクニックは正しい目的のために使いましょう!

本書を読めばヒトラーはいかに才能ではなくて努力や技術でトップに登りつめたのかが理解できます。

人を動かす力は才能ではなく事前の準備や計算です。

そのことを頭に入れておくと本書の内容がよりわかりやすくなると思います。

歴史に学ぶ必要性

ヒトラーほど多くの人を熱狂させた人はいないでしょう。

しかし私たちの多くはヒトラーだけに限らず、昔の偉人たちから学ぼうとはしません。

ヒトラーに関しては特にタブー視されているのですが、

「なぜそこまで人を動かすことができたのか」

このようなことはちゃんと分析して現在でも活用する必要性はあると思います。

なお
なお
あやしい人の情報商材で勉強するよりも偉人から学ぶことのほうが多いと思うんですけどねぇ~

古典なんかも数百年~数千年も生き残り続けているわけですから何かしらの重要なポイントがあるはずです。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶということわざがあるように行動することも大切ですが、過去から学ぶことも大切です。

経験も大切ですが、過去の偉人から学ぶことも大切です

説得力を高めるには

本書では大衆扇動術としてたくさんのテクニックが紹介されているのですが、説得力を高めるうえで私が特に重要だと感じたのはつぎの2つです。

  • メッセージを単純明快にする
  • 相手の感情に訴える

それではひとつずつみていきましょう。

メッセージを単純明快にする

一つ目は伝えたいことをできるだけシンプルにすることです。

専門用語を使ったり、あえて難しい言い回しをするほうが効果的でないのかと思ってしまうかもしれません。

なお
なお
たしかにやたら専門用語を使ってインテリアピールをしている人っていますよね。

そういう人は正直言って何を言っているのかわからないし、少しうざいのです。

特に大人数の前で話す場面だと複雑な話はつまらないし眠たくなるので聞いている人にまったく響かなくなります。

そうではなく伝えたいことをひとつにしぼって簡単な言葉で伝えるほうが相手に伝わります。

なので話すときはシンプルにわかりやすくを心がけて話しましょう!

相手の感情に訴えかける

シンプルにわかりやすい言葉を選んだら、つぎは相手の心に響くように伝えることが大切です。

そこで理性よりも感性、つまり感情に寄り添った伝え方をすることが重要です。

なんとなくイメージでわかるかもしれませんが、データを並べられて説得するよりも情熱的な説得のほうが心に響きます。

なお
なお
ただ、学者さんなど論理的に思考することを得意とする人には論理性のほうが大切になってくるので注意しましょう!

一般的な人は論理よりも感情で動くと考えているほうが説得では有利になると覚えておきましょう。

まとめ 人を動かすプロになろう!

いかがだったでしょうか。

今回は説得術を2つしか紹介していませんが、本書ではなんと45の章に分かれています。

それだけヒトラーの扇動術は巧妙に計算高くつくられていたことがわかりますね。

もちろん天性のカリスマ性もあったのかもしれませんが、私たちも事前準備をしっかりとすればうまくいくことを本書は示唆しています。

相手の心を動かせずに困っている人がいても技術面である程度は何とかなります。

なので安心して学んでいきましょうね!

ということで今回は以上になります。

それでは、また!

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