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静かな人の戦略書【要約・書評】

どうも、なおです。

あなたの性格は外向型ですか?それとも内向型ですか?

現代社会では外向型の人間のほうが自己アピールがうまかったりと何かと有利になっています。

しかし、内向型には外向型にはない強みもたくさんありますので、必ずしも優秀なのは外向型の人間ではありません。

そこで今回紹介する「静かな人」の戦略書では内向型の人が力を発揮できる方法を教えてくれます。

「私は内向型だからダメなんだ…」と思っている人には朗報です。

自分の強みを生かしてうまく立ち回っていきましょう。

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本のあらすじ・ポイント

本書のポイントは本当の自分を隠さずに自分らしく生きることです。

外向型の人がもてはやされる世の中にあるいま、内向型の人は外向的に振舞おうとする人がたくさんいます。

しかし本書は「外向型になったほうが人生イージーですよ~」と言いたいわけではなく、

外向型であっても内向型であっても自分の個性を大切にし、自分の可能性を狭めないようにしましょうと伝えたいのです。

  • 自分はコミュ障だからダメ
  • 自分のこういう性格がイヤ

このように自分の根本的な性格を否定し、変えようと思ったことがある人も多いと思います。

しかし自分の性格を変えることはかなりの難易度です。

だいたいの性格は長所もあれば短所もあります。

なので、短所ばかりを気にせずに長所も理解し、自分の武器として扱えるようにしましょう

そこで本書では内向型にフォーカスし、

  • 内向型の特徴や傾向
  • プレゼンやパーティー、人づきあいのテクニック
  • ビジネスへの生かし方

内向型の人が使える戦略やメリットを教えてくれます。

なお
なお
冒頭に外向型か内向型かを知るテストがありますが、私は案の定かなりの内向型の人間でした…

「大人数が苦手」「人づきあいが苦手」という人はぜひ本書を読んでみてくださいね。

事前の準備が勝負を決める

内向型の人間はとっさの対応が超苦手です。

  • 突然意見を聞かれたり、話をふられる
  • 顔見知り程度の知り合いと遭遇する
  • すぐに決断を迫られる

私も場合もそうなのですが、このようなシチュエーションは苦手です。

脳内では言葉にできているのにいざ口に出すと全然言葉にできず、相手に伝わりません。

それにできるだけ雑談などとりとめのない会話も避けるようにしているのでノリの悪いヤツだと思われています。

しかしどうやら本書を気づいたのですがこのような境遇や悩みを持っている人は多いようです。安心しました。

本書によると内向型の人間の人は長期記憶に頼る傾向にあったりと脳の構造が外向型の人とは違うらしく、マジでとっさの対応に弱いみたいです。

なお
なお
性格は遺伝と環境のどちらにも影響されるので全員が全員そういうわけではありませんがね。

では、私たちはどのように対処すれな良いのか、それは事前に準備をすることです。

  • プレゼンや発表は原稿も入念につくりこみ、リハーサルしておく
  • 初対面の人とも話を続けられるように鉄板ネタをいくつか考えておく
  • 初めていくような場所では事前に下調べをしておいたり、早く到着するようにする

このように事前に準備しておけば、とっさの対応が苦手でも関係ありません。

あとは最終手段としてその場から逃げられえるように、独りになれるような場所や時間も確保しておくといいでしょう。

私のようにアドリブが苦手であれば無理にアドリブで勝負する必要はありません。

自分のフィールドに持ち込んで勝負するようにしましょう。

臨機応変に対応できるように準備を入念におこなおう!

内向型のトリセツ

内向型の人はとっさの対応が苦手なことはわかりました。

では、ほかにも特徴があるのでしょうか?

内向型の人とビジネスでも人間関係でもうまくやっていくために本書で説明されていることの一部を紹介します。

  • できる限り多くの情報を共有する
  • とっさの対応が苦手なので時間を与える
  • 人数が多いと自分から発言できなくなるため、こちらから意見を聞いてあげる
  • マイクロマネジメントや束縛が苦手

これには私もかなり共感できます。

会議なんかではだいたいコミュ力のある人やまとめ役が会話時間のほとんどを占めてますよね。

内向型の人もちゃんと意見は持ってますので発言を促してもらえるとちゃんと活躍できるのにな~と思ってしまいます。

あとは基本的に人と接すると疲れてしまうので独りの時間を与えてほしいものです。

その間に英気を養ったり、考えを整理することができます。

そこで人に干渉されたり、束縛されたりするとヘロヘロになってしまうのです。

なお
なお
人づきあいが好きで得意な人は人と会うことで元気が出ますが私みたいな人はたとえ好きな人であっても疲れてしまうのです…

世の中には外向型の人と同じくらい内向型の人もいるので基本的な特徴や傾向を知っておいて損はありませんね。

内向型の人の特徴を理解してうまく付き合おう!

まとめ 内向型人間の指南書です

いかがだったでしょうか。

今回は内向型の人の基本的な特徴を中心に紹介しました。

しかし、本書ではもっと具体的に内向型の人の戦略やテクニックも説明されているので自分が内向型だと思った人はぜひ読んでみてください。

きっといまよりもラクに過ごせるようになるはずです。

内向型でない人も他人の性格や特徴を知るうえでたいへん参考になるのでおすすめですよ。

ということで今回は以上になります。

それでは、また!