才能の科学【要約・書評】マシュー・サイド

どうも、なおです。

みなさんは才能をどこまで信じていますか？

このような議論はずっと続いていますが、今回紹介する「才能の科学」という本では、

才能なんてものは存在せず、成功は努力によって導かれるものだと主張されています。

いままでの人生でたいした才能を発揮できなかった私からすれば朗報なのですが、いったいなぜこのように言えるのでしょうか？

それでは本書の内容を見ていきましょう。

※本書は2010年に発売された「非才！あなたの子どもを勝者にする成功の科学」を復刊した内容になります。

本のあらすじ・ポイント

本書のポイントは成功や勝利は才能ではなく努力によって達成できるものであるということです。

もちろん、じゃあ適当に勉強時間や練習時間を多くとればいいというものではなく、

というようにしっかりと目標をもって正しい努力をする必要があります。

さらに本書では努力だけでなく、才能にも言及しておりまして、

このように才能についてバッサリと切り捨てています。

まあ、まったく才能なんて存在しないというのは極端な意見のように感じますが、

努力をすることである程度何とかなると思うと希望が持てそうですね。

成功には努力も不可欠

才能がまったく成功に関係がないと言われると少し疑問を感じてしまいます。

このように思う人も多いのではないでしょうか？

なので今回は才能に関しては議論の余地があるので目をつぶり、努力について見ていくことにしましょう。

努力をたくさんしたからといって必ず成功するわけではありません。

しかし、努力をしないで成功することは不可能に近いでしょう。

それにもし仮に成功できなかったとしてもそこから得られた経験や知識がその後の役に立つこともあります。

なので、何事にもやるからには全力で挑戦することが長期的に成功する秘訣なのかもしれませんね。

挫折したときに読み直したい1冊

本書は努力についての必要性や偉大さを教えてくれます。

なので、周囲の人たちの才能に自分の心が打ち砕かれたり、モチベーションが低くなったときに読むといいかもしれません。

才能がすべてと言われてしまうとどうしようもなくなってしまうのですが、努力の場合は自分でコントロールすることができるので希望が持てますね。

才能があると思っている人たちは実は陰でものすごい努力をしているのかもしれません。

まあ、おそらく高い確率ですごい人はみんな努力してますよ。

もしいま、挫折を味わったり、努力がすることでおっくうでダラダラと毎日を過ごしてしまうことに悩んでいるのなら本書は一読の価値ありです。

本書を読むだけで自分のやる気スイッチがオンになるかもしれませんよ。

まとめ　努力はあなたの成長につながります

いかがだったでしょうか。

今回は努力について焦点を当ててお話しさせていただきました。

本書ではほかにも、

このような心理的影響や能力やパフォーマンスの操作についても書かれていますので、ぜひ興味がある方は本書を読んでみてください。

ということで今回は以上になります。

それでは、また！

関連記事

本書の著者のマシューサイドさんのほかの著作も本ブログで紹介しているので興味のある方は参考にしてください。

多様性の科学　著者：マシュー・サイド【要約・書評】多様性の科学　著者マシュー・サイドの書評・要約になります。本書では考え方や意見が異なる認知的多様性の大切さを解説し、クリエイティビティを高め、ビジネスで成功する方法を紹介しています。多様性の本質や活かし方を知りたい方必見です。...

失敗の科学【要約・書評】マシュー・サイド こんにちは！なおです。 今回紹介する本は失敗に関する本になります。 本のタイトル 失敗の科学　失敗から学習する組織、学習で...