どうも、なおです。
運動は誰もが知っている最強の健康法の一つです。
しかし、健康に気をつけていたとしてもついつい自分を甘やかしてサボりがちになってしまいます。
さらに長期にわたって定期的な運動を継続することは非常に難しいことです。
そこで今回は運動のモチベーションが上がらないときにぜひ読んでほしい1冊を紹介します。
脳を鍛えるのには運動しかない!
著 ジョン J.レイティ
訳 野中香方子
NHK出版
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- 運動を続けるモチベーションが保てない人
- 脳機能を高め、勉強や仕事のパフォーマンスを高めたい人
- 運動をすることの驚きの効果を知りたい人
本書を読めば、運動することの大切さがわかり、運動へのモチベーションを高めてくれます。
それではさっそく見ていきましょう。
本の紹介・要約
本書のポイントは次の3点です。
- 運動により脳機能を高めることができる
- ストレスやうつ、不安にも強くなれる
- 運動は強度よりも継続することが大切
それではこの3点について一つずつ詳しく見ていきましょう。
運動により脳機能を高めることができる
ダイエットであったり、身体を鍛えたいという理由から運動を始める人が多いでしょう。
しかし、運動のメリットは体型だけでなく、脳細胞を増やし、脳機能も高めてくれるのです。
脳機能が高まることは実証済みで、学校でも授業が始まる前にランニングを取り入れることで明らかに成績が良くなったという結果も出ています。
運動をすることで、脳を構成する神経細胞であるニューロンやニューロン同士をつなげるシナプスと呼ばれる細胞が増えるのです。
また、脳の成長を促す栄養因子もたくさん脳に供給されます。それによって、
- 学習能力
- 記憶力
- 感情のコントロール
- 高度な思考
これらの能力を高めてくれます。
なので、学校の成績や仕事のパフォーマンスを高めたい人ほど運動しなければならないのです。
定期的な運動をすることで学習能力を高めることができる
ストレスやうつ、不安にも強くなれる
運動を継続することでストレスに強くなったり、感情をコントロールできるようになることで、
- うつ症状
- 不安障害
- 依存症
これらの症状を克服できる可能性があります。
なんと運動は精神安定剤と同等の効果があるのではないかと言われていて、上記の症状を抱えている人たちに運動をさせると症状が軽くなることが多いのです。
私もうつ病にかかっていたことがありますが、薬だけでなく早寝早起きといった規則正しい生活習慣や定期的な運動をすすめられました。
ここまで見てきて、運動は体型だけでなくさまざまなメリットがあることがわかりました。
それでは、具体的にどのような運動法が効果的なのでしょうか?
運動には精神安定剤ほどの精神を落ち着かせる効果もある
運動は強度よりも継続することが大切
運動の強度を低強度・中強度・高強度に分けたときに、やはり高強度の方が脳に与える効果は高くなることがわかっています。
しかし、強度よりも大切なことは定期的な運動を継続することだと思います。
多くの人は運動のメリットを知ると、効果を最大限に引き出すためにきついトレーニングからスタートしてしまいます。
残念ながらこのようなやり方だと多くの人はすぐに挫折してしまいます。
なので、自分のレベルに合わせて無理なく続けることが大切です。
最初は散歩から始めたり、自分がやってみたいスポーツの教室に通うことから始めれると良いでしょう。
さらにいっしょに運動をする仲間がいるとより運動が楽しくなり、継続しやすくなります。
そして体力がついてきたら徐々にレベルを上げていけば良いのです。
私はもともと走ることが嫌いであえて避けてきたということもありますが、実際にジョギングやランニングをすると頭がすっきりしますし、その後の読書や仕事がはかどります。
- まずは無理のない範囲から運動を始めよう!
- ちょっとした運動でも効果はあります
まとめ 運動がめんどうになったときに読みたい1冊
ここまで運動のメリットを見てきましたが、本書を読んでいると体を動かしたくて我慢できなくなります。
「運動でこんなに効果があるの?」と思う方もいると思いますが、明らかに運動をするとそのほかのパフォーマンスも高まっていることが自覚できるでしょう。
定期的に運動することが何より大切ですが、運動に対するモチベーションを高めたいときは本書を何度も読み直したいと思います。
みなさんも本書を読んで運動を始め、充実した毎日を手に入れましょう。
ということで今回は以上になります。
それでは、また!
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「運動脳」という本も脳を鍛えるための運動方法について解説されているのでおすすめです。