こんにちは!なおです。
今回は学生マンションに約4年間住んだ感想を紹介していこうと思います。
もちろん場所によってかなり差は出てくると思うので、あくまで個人の感想として参考程度にお読みください。
この記事はこんな人におすすめ
- 学生マンションってそもそも何?と思う方
- 学生マンションって実際どうなの?と思っている方
- 大学生活で一人暮らしを検討している方
学生マンションとは?
まず、「そもそも学生マンションって何?」ということなんですが、その地域に入学している大学生のみが住むことができるマンションのことです。もちろん住居人は大学生のみです。私の地域では2つの大学の生徒が対象になっていました。
学校に募集や手続きをするブースもあり、学校側の協力もあるので、入居手続きや退去手続きがやりやすいのかなと思います。
学生マンションに住んで感じたメリット3つ
まず、学生マンションに住んで感じたメリットを紹介しようと思います。
- 怖い住居人がいない
- 何かあったら24時間電話対応してくれる
- 管理会社が悪徳業者ではない
では次にデメリットを紹介します。
学生マンションに住んで感じたデメリット3つ
- 他人を宿泊させることは原則禁止
- 学生の深夜テンションで夜うるさいときがある
- 家賃など個人的な交渉がしにくい
ではメリットから1つずつ見ていきましょう!
メリット①怖い住居人がいない
1つ目は「怖い人がいないこと」です。
個人的に一人暮らしをしたときの不安が周りの住居人に関してでした。
「夜中にピンポン押していたらどうしようとか?」「変な人が訪ねてきたら嫌だな」と思っていました。
しかし、学生マンションはその名の通り、学生しか住んでいないので安心することができました。
本当にクレームがあったら別ですが、理不尽なクレームをつけてくるような学生は遭遇したこともありませんし、知り合いからも聞いたことはないですね。
また、学生マンションは設備がしっかりしているところが多く、オートロックがついていたり、女子のみ入居可能なアパートがあったり、食堂があるアパートもありました。
セキュリティの観点でも安心ですね。
その代わり、その分管理費が高いのかもしれません。
私はオートロックがついていたので、変な営業の人が突然玄関に来るということはありませんでした。
こういう面では、隣人の人間関係の悩みはなかったですね。強いて言うなら隣の人がベランダでたばこを吸っていたことくらいですね。
メリット②何かあったら24時間電話対応してくれる
2つ目のメリットは「何かあったら24時間電話対応してくれる」ことです。
一応深夜もその地域学生マンション一帯をパトロールしてくれる人もおり、何かあってもすぐに駆けつけてきてくれます。
また、水道やエアコンといった設備の不備などは、どの点に関してもマンションの管理会社に連絡すれば一括で対応してくれるので、とても楽でした。
私は備え付けのエアコン、換気扇、電子レンジが寿命で壊れたのですが、すぐに新しいものと交換してくれました。
さすがに、深夜にトラブルが起こることはなかったのですが、もしものときには安心できますね。
メリット③管理会社が悪徳業者ではない
最後は「管理会社が悪徳業者ではない」ことです。
よく賃貸のトラブルで、退去時に高額請求されたりすることが多いと聞いたことがありますが、基本的には適正価格でやってくれることが多いと感じてます。
これはおそらく学校や学生からの信頼を失いたくないことと関係あるんじゃないかなと個人的に思っております。学生だったすぐにSNSでシェアできますもんね。
もちろん過失があれば弁償しなければいけませんよ!
先輩の退去費用についての話を聞いたことはありますが、カギの受け渡し日の点検で請求されることはなかったと言っていました。敷金もある程度帰ってきたそうです。
ただ、私の地域の管理会社は部屋の退去時に保護者同伴で付き添わなければいけないというルールがあります。法律では付き添わなくてもいいそうですが部屋にいてくださいと言われました。
怖い人が来て、理不尽な請求をされるということはないので良いのですが。
2月3月に退去ラッシュが起こるので、業者側も短時間でスピーディーに行ってくれます。
しかし、私の地域では学生マンションが多いので、比較的早めに点検日を予約しないと希望した日時に退去できないということもありました。
まとめとして、ぼったくり業者ではない可能性は高いですが、一応理不尽な請求をされても断れるようにある程度の知識は必要だと思います。
また、火災保険も月100円ちょっとだったのでぼったくりではありませんでした。
ちなみに学生マンションで発生したトラブルはこちら
ということで、ここまではメリットについての紹介でしたが、次はデメリットを紹介します。
デメリット①他人を宿泊させることは原則禁止
ここからはデメリットについて紹介していきます。
まず、1つ目は「他人を宿泊させることは原則禁止」ということです。
学生マンションは基本的に一人暮らしを前提としているところが多いです。
なので、周りの住居人の配慮などから、深夜の訪問、宿泊は禁止となっていました。
友達を部屋に呼んで「深夜ワイワイしたいぜ!」という方にはデメリットに感じますね。
ただ、静かにゆっくり暮らしたい人に関してはメリットとも言えますね。
デメリット②学生の深夜テンションで夜うるさいときがある
2つ目は「学生の深夜テンションで夜うるさいときがある」ことです。
デメリット①で深夜の訪問、宿泊は禁止となっているのですが、大学生ですから、ルールではだめですけど深夜に家で飲み会もたまにはあるわけです。
となりや上下の部屋だとかなり声が聞こえますね。
もちろん、管理会社に電話することもできますが、うるさいときはお互いさまということで基本的に通報はしてないですね。たぶん多くの人がそうだと思います。電話するのもめんどくさいですしね。
飲み会ということだけでなく、夜遅くに上の部屋から「どんどん」と音が鳴ったりすることもあります。このような生活音は「私もたまに出しているだろうな~」と思い、よっぽどのことではない限り苦情は入れませんね。
もちろん、マンションなので、けっこう生活音は聞こえてきます。
これは学生マンションに限ることではないですが、そういう覚悟はしておいたほうが良さそうですね。
デメリット③家賃など個人的な交渉がしにくい
最後は「家賃など個人的な交渉がしにくいこと」ですね。
私は他の空き部屋の方が家賃が低くなっていることなどを理由に家賃を下げてくれと言ったことがありますが、見事に拒否されてしまいました。
いろんなマンションを一括に管理しているので、柔軟性に欠けているのかなとは思います。
もちろん組織が大きくなるとシステムやマニュアルで動くというのは理解できるのですが、もう少し対等に接してほしいなとは思いますね。
個人的にはこれが1番大きいデメリットかなと思います。
まあその場で「じゃあ、空き部屋に引っ越させてください」ということもできたのですが、その勇気がなく、言えませんでした。
至極まっとうなことを言い続けたら対応してくれるだろうとは思いますが、やはり小さい組織の方がフットワークは軽そうですね。
その分安心できるので良いのですが、安心は高くつきますね。
結局学生マンションはどうなの? 結論
ここまでメリット・デメリットを紹介してきましたが私の意見としては
選択肢の一つに入れても良いと思いました。
ちゃんとしているので、少し管理費が割高だと感じられる方もいるかと思いますが、住み心地としては悪くないです。
管理会社もまともですし、学校である程度手続きや物件探しができるので、「物件選びめんどくさい」という方にはおすすめです。
ただ、安くて良い物件を探し出したいのであれば、普通の業者に頼むのも良いかもしれません。
学生マンションは絶対入居するべきでもないし、絶対やめとけというわけでもないので、最終的には人それぞれですね。
私はいろいろと楽だったので、学生マンションで良かったと思います。
いままで楽をしていたので、これから社会人になって自分で家を探すのは少し心配です。
みなさんは物件選びで後悔がないことを願っております!
それではまた!