どうも、なおです。
今回紹介する本は、上位5%に入る優秀なリーダーたちにはどのような共通点や傾向があるのかを分析した1冊になります。
会社員の方は管理職になったり、何らかのプロジェクトのリーダーを経験している人は多いのではないでしょうか?
トップ5%のリーダーの発言や行動をまねることであなたも人をまとめる側の人間として飛躍的に成長することができるかもしれません。
実際に人をまとめる立場でない人もトップの人の特徴を知ることで活躍できる人材になる近道になるでしょう。
私自身は会社員の下っ端ですが、本書の内容で参考になることがたくさんありました。
ということで実際にどのような内容なのか、さっそくみていきましょう。
AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣
著 越川 慎司
ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本の要約・ポイント
本書は3000人以上の管理職のさまざまな行動データを分析し、トップ5%リーダーの特徴をまとめています。
そこで、つぎのような特徴をはじめてとしてさまざまなトップ5%リーダーの共通点を紹介しています。
- やる気をあてにしない
- チームで解決する
- 多様性を歓迎する
そして今回の記事では私が本書を読んで大切だと感じたことを3つピックアップして紹介したいと思います。
その3つとはつぎの3つになります。
- 共感と共創をめざしている
- メンバーに自由と責任を与える
- 内省タイムをスケジュールに入れている
それでは1つずつ深堀してみていきましょう。
共感と共創をめざしている
1つ目はトップのリーダーたちは共感と共創を目指しています。
共創という言葉は聞き慣れていないと思いますが、これはリーダーが一方的にアドバイスや提案をするのではなく、共に考えぬくということです。
私たちはついつい後輩や部下言葉に対して、すぐに理解した気になって、自分の意見を言いがちです。
しかしトップリーダーはそのようなことをしません。
同情するのではなく相手の立場に立って理解し、いっしょに悩み、解決していくのです。
共感し、ともに考えぬくことはリーダーでなくても人間関係において非常に役に立ちます。
プライベートな付き合いでもそのような友人がいれば何でも相談しちゃいそうですよね。
このようにトップリーダーはメンバーとのつながりや信頼関係をかなり重視しています。
メリハリももちろん大事ですが、怖すぎるリーダーはあまり好まれないかもしれませんね。
トップリーダーは相手の立場に立っていっしょに考えてくれる
メンバーに自由と責任を与える
リーダーももともとはマネージャーではなく、プレイヤーだった時代があります。
なので、リーダーになってからもプレイヤーとして何かを指示したりと現場を仕切ったりする傾向があります。
しかしトップリーダーはどんどんメンバーに現場での自由と責任を与えているのです。
それは現場のことはマネージャーの自分よりも部下たちのほうが詳しいということに気づいているからです。
トップリーダーはマネージャーという自分の職務をわきまえて、メンバーたちの強みを最大限に生かします。
何でも自分でやろうとするリーダーよりもメンバーのことを信頼し、どんどん任せてくれるリーダーのほうが私たちもやりがいを感じるものです。
それにリーダーもメンバーができる仕事はメンバーに任せたほうが自分にしかできない大切な仕事に集中することができます。
なので、もしあなたが自分で何でもやってしまうタイプのリーダーならもう少し部下のことを信頼して仕事を任せても良いかもしれませんよ。
トップリーダーはマネージャーという立場をわきまえ、部下に自由と責任を与えている
内省タイムをスケジュールを決めている
トップのリーダーは内省タイム、つまり振り返りの時間を意図的につくっています。
トラブルに対処したり、社内会議に追われたりとリーダーは何かと忙しいものです。
なので、あえてトップのリーダーたちは余裕をもったり、振り返る時間をスケジュールにあらかじめ設定しています。
振り返り時間は1時間も取る必要もなく、5分でも10分でも構いません。
そこでトップのリーダーたちはこれまでの仕事の進捗やこれからやることを確認しているのです。
それにメンバーからしても、せわしなく動き回っているリーダーよりも時間に余裕をもっているほうが報告や相談がしやすいものです。
分刻みでスケジュールに追われている人は一度立ち止まる時間を設定してみると良いでしょう。
トップリーダーは時間に余裕をもって、定期的に振り返る時間をつくっている
まとめ「できるリーダーはここが違う」がわかります
いかがだったでしょうか。
本書を読むことでトップ5%リーダーの特徴を理解することができます。
本書の内容を取り入れることによって管理職の人はレベルアップできるでしょう。
また、まだメンバーだとしても優秀なリーダーの特徴を知ることで出世のきっかけになるかもしれません。
なので、本書はリーダーかどうかを問わずにすべての社会人は一度目を通しておくことをおすすめします。
ということで今回は以上になります。
それでは、また!
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